外野の声は無視します。 [その他]

介護生活を送っている上で、ストレスが溜まる言葉とか会話、やり取りがあります。介護そのもの、下の世話とか徘徊につき合うとか、とにかく目が離せないとかよりも、毎日の介護生活にプラスのストレスをかけてきます。mizumiuの場合は姉妹との関係、そして親戚、知人などで、人はいろんなことを言ってきます。


 mizumiuが一人で両親の介護をしていると知ると、または知っている人(親戚や知人)は、よかれと思っているのかどうか、必要以上にmizumiuが親孝行だと持ち上げたり、両親にあげてと、洋服や食べ物をくれたりします。正直に言いますが、要りませんから、そんなもん!

 人の親切を受け入れられないくらい、mizumiuの心が狭いと思うかもしれませんが、小さな親切大きなお世話です!兄弟姉妹は他人の始まりなんですよ!親戚だからって?、心配しているからだって?、人の心配する振りして自分の老後が不安でたまらない人の愚痴なんか、聞かされているこっちの身になってみろ!です。介護の必要な人に着せるとしてもらってうれしい服は、新品で丸洗いが出来て丈夫なシャツかゴムの長ズボンです。それ以外はもらっても着ませんから!寒いからと言って、ショールをくれた事もあります。でもショールを首に巻いたり外したり、畳んだり、洗ったりするのはmizumiuです。その手間がストレスなんです。それを外野はわかってないのです。

 介護はストレスがつきものです。そのストレスを増大させるのは、介護そのものより、まわりの人間関係です。介護にエネルギーを奪われているのに、めんどくさい人間関係にまで気を使わないといけないなんて、本当に最悪な状況です。mizumiuは姉妹と関係がよくありません。二人の兄貴たちは遠く離れているので、mizumiuに対しては何も言ってきませんが、三人の姉妹とはいろいろありました。もう完全にmizumiuの心は三人から離れたので、今は何とも思わないし、とにかく会わないで済む状況を保持しています。一番上の姉は今だに同じ家に住んでいるので、かなりストレスになってますが、それも少しずつコントロール出来てきているし、離れて暮らせるように少しずつ準備しています。

 そんなmizumiu達を見て親戚のおばさん達は、兄弟仲良くしなさいと言います。母も、mizumiuに「あんたは強いんだから、あんたがもっと大きな心を持ちなさい」とか言います。正直に言いますが、まっぴらごめんです。介護の負担だけを押し付けて、自分らの都合の良い解釈で、mizumiuを避難する姉妹とうまくやって行こうなんて気はさらさらありません。もう十分なことをしてもらったので、これ以上関わるのはごめんです。姉妹達はそれでもここ3、4年は都合良く接してきてましたが、mizumiuのはっきりとした態度に、ここ2、3ヶ月でようやく気づいてきたようです。

 ある親戚のおばさんは、自分もダウン症の子どもを育てているから、人の世話が大変だとよくわかると言って、たまに電話をかけてくることがあります。別の親戚の家での集まりでもよく会うおばさんです。母を小さい頃から知っているし、母には小言を言える年上です。その人は、mizumiuが自分で決めた事なのに、「あんたが親を看ないといけない。あんたが大変だ。あんたの親は日頃から食べ過ぎで太ってたから、あんな風になったんだ。あんたが倒れたら誰が看るんだ。二人は大変だから一人は預けなさい」と、両親の介護はすべてmizumiuの責任だと言わんばかりの口調で電話してきます。mizumiuは母が目の前で倒れたとき、両親の介護をすると自分で腹を決めたので、周りが勝ってなことを言っても、我関せずでいられたのですが、ストレスが溜まっている時や忙しくしているとき、ゆっくりと休養を取っている時に、このおばさんから電話がかかってきた時は、本当に気分が悪くなりました。

 先日久しぶりに親戚の家に両親を連れて行ったとき、そのおばさんが、「あんたが倒れたらどうするんだ。姉さんと仲良くやりなさい」と言ってきたので、「なんで私が姉のことまで面倒みないといけないんだ!姉が家でどんな態度でいるかって、おばさん達は知らないだろうけど、大変なんだよ。おばさん達だって、姉さんには何も言わないでしょ。なんで私が姉の事まで配慮しないといけないんだ!」とめずらしく言い返したので、おばさん達は黙ってしまいました。

 姉はここ5、6年仕事に就かず、お金がなくなってきたから、3年前に家へ逃げ込んできました。絶対に来るなというmizumiuの声は無視して、です。姉は子どもの頃の記憶から、ずっと母を恨み続けていて、すべての責任を母に押し付けている人です。ちなみに光熱費、通信費、家賃、一銭もお金を家に入れたことはありません。いつも不機嫌で暗い顔をして、母には嫌みしか言わない、mizumiu達の生活リズムもおかまいなしに、やりたい放題にしています。両親が生きている間はこの家にいられるけど、その後はどうなるのでしょう?

 結局おばさん達は、「あんたは面倒看ているけど、うちは誰もいない」とか「うちは離婚して嫁さん出て行った」と自分の老後が心配なだけなんです。まだ自分は元気で何でもできるけど、いざとなった時の不安を抱えているのでしょう。でも、それも正直言って、mizumiuには関係ないですから!こんな外野の声を聞かされることが多くなったので、親戚のうちへ行くのもめんどくさくなってきました。だから、天気が良くないときや父の気分が乗らないと言って、行かないことも多くなりました。

 不思議なことに、介護の経験がある人は、mizumiuにそんな風には話してきません。態度も変えません。外野の声に惑わされずに、mizumiuも自分の振りを見直すきっかけとしていきたいと思いますが、そのストレスで父と母にあたってしまうことだけは、極力避けなくては、と思います。


 




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