あ〜、水ぶくれ。 [母]

 やってしまいました。母の足下に置いていたヒーターの熱が、母の左足の足首、甲の少し上の方に、水ぶくれを作りました。低温火傷です。


 母は左半身麻痺があり、左半身の感覚が鈍化していて、足がヒーターで熱くなっていても、それを感じないみたいです。mizumiuが気をつけて、ヒーターを近づけすぎないようにしているのですが、昨日はうっかり近いままにしていたみたいです。気づいた時には、足がすねの方まで少し赤くなっているので、暖め過ぎだと思い少し離してみたら、足の甲の上の方に、親指の爪くらいの大きさの水ぶくれを発見しました。

 「あ〜、水ぶくれ、出来ちゃっている」。やっちまった、と思っても出来てしまったものはしょうがないです。母が気づかないのは、病気と老いのせいなので、母のせいにはできません。mizumiuの注意不足です。でも一応母には、「お母さん、水ぶくれ出来てるよ。熱くなかったの?足、熱持ってるよ。なんで熱いって言わないの〜!」と言って、1分間くらい母に責任転嫁します。でもすぐに、「ごめん、ヒーターが近かったね。痛くない?これ、まだつぶれてないからいいけど、つぶれたら、明日プール入れないよ。明日までもつかな」と、絆創膏を貼って、つぶれないように保護しました。

 母はこのように、感覚が鈍化しているので、周りが気づいてあげないといけません。よくベットに入ってから、母はmizumiuを呼ぶのですが、左手が身体の下敷きになって痛いから、左手を取って!とSOSを出すのです。左手も感覚が鈍化していますが、自分の体重でしびれるとようやく気づくみたいなのです。でも、自分では左側の腰の下に挟まった左手を引っ張りだす事が出来ないので、mizumiuを呼ぶのです。

 湯たんぽも気をつけています。直接、肌に触らないようにしないと、低温火傷してしまいます。火傷は治るまで時間がかかるし、おまけに母は糖尿病も持っているので、火傷は小さくても完治するまでは気をぬけません。だからmizumiuは母には「貼るホッカイロ」を使わせません。熱くても感じないのでそのままにしていて、四角い火傷を作ってしまうからです。

 高齢になると、様々な感覚が鈍くなるので、周りが気づいてあげることが大切です。声をかけてあげて、そして言葉だけじゃなく、軽く身体に触ってあげると、相手の注意を引く事ができます。嗅覚も聴覚も視覚も鈍化してきている母ですが、味覚だけはまだしっかりしています。食べることが大好き人間なので、当然なのかもしれません。今日のプール・リハビリは問題なく入れましたが、夕方には水ぶくれがつぶれていたので、おそらく今週のプールはお預けになるでしょう。

 
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