泌尿器科受診 [父]

 今日は父を泌尿器科へ連れていきました。大学病院の泌尿器科なので4時間はかかると覚悟して行きました。そしたらなんと2時間で帰ってこられました!


 父は前立腺肥大があり、血液検査でも数値が少し高い状態です。それ以前に、父は17、8年前に腎臓がんで片腎を摘出していて、その頃から泌尿器科へ通院しています。前立腺肥大症も、父の年齢を考えると手術するということは考えられず、薬で症状を抑えるという事しか出来ません。

 尿の出が悪いというので、尿を出しやすくする薬も飲んでいましたが、飲むのを止めさせました。おしっこは、父の思うようにトイレで出る事はなくても、下着やズボンを汚すくらい出ていてるので、必要ないと判断したからです。

 その際、4、5ヶ月に一度お世話になっている針灸師の先生のアドヴァイスもありました。鍼灸の先生は、服用している薬が身体に合っているか、筋反射テストで調べてくれます。そこで尿を出しやすくするハルナールという薬は服用を止めました。今現在は、パーセリンという前立腺肥大の腫れを抑える薬だけを飲んでいます。

 父が泌尿器科へ通うのは薬をもらうためだけなら、近くの内科医の先生に出してもらえば、その分時間をかけなくて済むから、病院を替えたいとmizumiuが申し出ると、泌尿器科の先生は快く紹介状を書いてくれました。認知症の父は待っている事ができません。それなら付き添いのmizumiuだけが受診すれば薬は処方すると言ってくださったのですが、mizumiuの時間も大事にしたかったので、病院を変えることにしました。

 ただでさえ、大学病院は患者さんが多いので、転院することには、病院側にはなんの問題もないみたいです。実際の話、泌尿器科では血液検査も長い間していなかったので、近所の内科医院で血液検査をする時に、一緒に調べてもらうようにしたほうが、父の病状をより把握できるのかもしれません。これでまた一つ、大学病院への受診が減りました。今日はいつもの半分の時間で帰ってこられてラッキーでしたが、いつも時間がかかる通院だったので、その負担が減ると思うと、とても気が楽です。

 病状が心配ないわけではありません。でも大学病院で診てもらわないといけない症状ではない程度みたいなので、それなら日常のQOLを高く保つように、待ち時間の長い病院受診は排除しました。高齢者の病院受診は、特に父のように様々な疾患を持っている人にとっては、生活の多くの時間を費やすし、エネルギーもたくさん使う「大仕事」です。そのためだけにエネルギーを使っていたら、病院へ行く意味が分からなくなってしまいます。

 これから増え続ける高齢者に備えないと、病院側も負担ばかりが増えていく事になるでしょう。お医者さんや看護士さんを増やす事に加えて、外来患者専用にクラークさんや、介護士、ヘルパーさんを待機させるという対策も必要になってくるかもしれません。

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