最近は時代劇専門チャンネル

　最近光TVでよく観るのは、「時代劇専門チャンネル」です。動物番組のナショジオは、再放送が結構多くて、よくテレビを観る両親は何度も同じ番組を観ることになり、母は少し飽きてきたようです。「日本語がいい。NHKにして！」というので、ドラマを探していたら、時代劇がありました。



　「御宿かわせみ」、「暴れん坊将軍」、「必殺仕事人」、「刺客商売」等などを観始めています。古い番組の再放送ですが、日本語だし、俳優や女優さんが若くて美しいし、話が分かりやすいので、母も楽しんで観ています。「あんな古い俳優さんもでてるんだね。中村玉緒は若い時から、しっかりした仕事してたんだね」と、番組の感想を話したりします。

　mizumiuが洗濯したり片付けたりご飯作ったりしながら、ちらっと時代劇を観ると、刀で人を切るシーンが結構多いことに気づきました。そこで母に、「時代劇だって、人切って、殺してるじゃん。（mizumiuの好きな）アメリカのドラマBONESやNCISと変わらないじゃん！」と言ってみましたが、母に言わせると、違うそうです。どう違うかまで詳しく話してくれませんでしたが、「バンバン撃たない」とも言っていました。母は銃が嫌いみたいです。確かにアメリカのドラマでは、犯人を追いつめたら捕まえるよりも、撃ち殺すことのほうが多いですね。それはmizumiuも「なぜ？」と感じていました。刀でも人切ってますが、あんまり血はでませんね。それに時代劇の場合は基本勧善懲悪なので、安心して観ていられるのでしょう。

　あ、そう言えば勝新の「座頭市」は人を殺すシーンが多いので、母は観ません。mizumiuが一度観てみたら、結構極悪非道に描かれていて、「座頭市」の印象が変わってしまいました。でも勝新の演技はすごいなと思いました。時代劇に出る役者さんたち、1980年代くらいまでの作品にでてくるような役者さんは、本当に演技力のある人たちなんだなと思います。最近の時代劇の役者さんもすてきですが、比べてみるとどことなく迫力が違うし、着物を着た所作が美しいし、かつらも板についている感じがします。時代劇でこれほど語るようになるとは、mizumiuも大人になりました。




　

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