検査結果良好! [父]

 先週水曜日に受けたCTと血液検査の結果を聞きに、外科を受診してきました。大学病院の外科外来なので、おまけに今日は月曜日だったので、たくさんの人が病院へ来ていました。


 駐車場も満車で、mizumiuの愛車ヴィヴィオは敷地内の道路に並べて路駐するように係の人に誘導されるほどでした。でもおかげで、駐車券を領収書と提出してチェックさせる必要もなかったし、病院玄関からすぐのところに駐車出来たのでラッキーでした。

 先週の父の検査というのは、「右半結腸切除、術後フォローアップ目的」の胸腹部CT単純撮影と、血液検査でした。

「上行結腸癌術後。局所再発を疑う所見なし。吻合部の拡張有り。はっきりとした閉塞機転なし。有意なサイズのリンパ節なし。膵に特記所見なし。軽度の肝内胆管拡張疑いに大きな変化なし。肺に転移を疑う所見なし。胸腹部移行レベルの大動脈拡張に大きな変化なし。32mm。骨に腫瘍を疑う所見なし。右背部皮下から脊柱管内にチューブあり。再発、転移を示唆する所見なし」。

 大腸癌の切除手術から、丸三年が過ぎようとしています。ステージ1の癌だったこともあり、この様子だと、再発は心配しなくても良さそうです。ただ、父の場合、血液検査で腫瘍マーカーのCEAとCA19-9の数値がずっと少し高めに推移していたので、外科の先生も慎重に経緯を見ていたのです。でも今回も、CEAは4、CA19-9は88で、高いままだったので、恐らく大腸癌との関係性は低いだろうというお話でした。次回の検査は半年後の10月になりました。

 父の大腸癌手術は、発見が少し遅れたので急いで手術した、という印象を持っていたので、今日の検査結果で、もうほぼ、心配しなくていいんだという結果を得られると、本当に心からホッとします。父の大腸のポリープは、母が倒れる前から、健康診断などで「要検査」といつも引っかかっていたので、何度か内視鏡検査を受けていたそうです。でも父の場合、それまでに何度も開腹手術を受けていたので、腸が癒着していて、内視鏡が奥まで届かず、簡単には検査出来ないでいました。一度、あまりに時間がかかりすぎて、父が低血糖を起こしてしまったこともあるそうです。それまでは母が父に付き添って病院へ行っていたのですが、母が倒れてしまい、母の看病が中心になり、父のことまで気が回らずにいました。少しずつ回復していた母が、mizumiuにしきりに父を再検査に連れて行きなさいと言ったので、それからはmizumiuが母に代わって付き添って病院へ連れて行くようになりました。

 大変でしたね〜。もうブログで書いたかもしれませんが、大腸の内視鏡検査って、準備があるんですよ。そうです、残っている便を全部出さないとダメなんです。検査前は、食べちゃいけない、下剤薬を水2リットルに溶かして飲まなきゃいけない、便を出し切るために何度もトイレへ駆け込まないといけない、それも、それら全てを予約時間に間に合わせなきゃならない。

 認知症の父は、食事が我慢出来ない、糖尿も持っている、排便のコントロールが出来ない、普段あまり水分を取らないのに、酸っぱい下剤薬を2リットルも飲まなきゃいけない、便の色が薄くなるまで便を出し切らないといけない、という準備、試練?、いや(父にとってはもはや)拷問??を、素直に受け入れるはずがなく、術前術後と、3、4回程検査しましたが、そのどれもmizumiuは大変な思いをして乗り切ってきました。一度や二度は、便が残っている、ということで検査出来ずにキャンセルになり、再度予約の取り直し、ということもありました。

 癌の告知も父と二人で聞き、すぐに手術が必要だということで、その段取りを決めたり、承諾書にサインしたりと、父のサポートを母に代わりmizumiuがしてきました。大腸癌の手術そのものも、普通の人が2、3時間で済むはずが、父の場合は癒着した腸や臓器を切り離す作業に時間がかかり、あと術中に血圧が低くなりすぎたりしたので、全て終えるのに、結局6時間近くかかりました。とても長い待ち時間でしたね。術後も、父は認知症があるので、入院中は必ず誰かが付き添わなくてはなりませんでした。

 今思い出しながら書いていると、本当にいろいろなことがあったなと思います。そのどれも大変でしたが、丸三年が過ぎた今日、まず再発の心配はないというところまできているのは、本当にうれしいしよかったなと思います。たまにお腹が痛いと顔をしかめるけど、それはどうなんでしょうかと聞いてみると、恐らく宿便だろうと言われました。下行結腸に便が溜まると、その上の方にガスが溜まり、痛みが出るそうです。左の脇腹を痛がって抑えるのはガスのせいだそうで、今後便秘がひどい時やお腹が痛いと言う時は、便を出すようにするといい、その為に下剤を飲んでもいいと言われました。

 おかしかったのが、診察が済み、会計を待っていると父が、トイレに行きたい、それもうんこしたいというので連れて行って座らせたら、ぷぅ〜〜〜〜〜〜〜とおならが出たことでした。父に「うんこじゃなくて、おならだったね。しかも大量にガス出したね〜」と言うと、おかしそうに笑っていました。そうやって笑っていられるって、本当に幸せでした。

 介護はいろいろな大変さがあります。病気がやっぱり一番、気力を使うかと思います。入院も通院も、結構大変です。いつも付き添っているmizumiuを看護士さんが覚えていてくれて、声をかけてくれるのはありがたい事だと思いますが、大学病院の外来で、顔を覚えてもらえるって、相当通っている証拠だと思います。それでもなんでも、検査の結果が良くて、本当に良かったです。






 
 
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