父と母のお見舞いへ [介護etc.]

 今日は父がデイサービスがお休みの日だったので、母のお見舞いに行きました。

 その前に、父の定期受診へ出かけ、内科の先生に、母が入院して入所の計画が一旦白紙になったので、もうしばらく父と母のことをお願いしてきました。先生も、「どうすることも今は出来ないですね」と言い、父の薬を処方してくれました。

 父は昨日まで、3泊4日のショートステイに行っていて、ほとんど車イスに座って過ごしていたようで、昨日夜家へ帰ってくる時から、脚の動きが悪くて、立っているのも不安定な状態でした。今日は、ほとんど車で移動しましたが、車に乗るにも、車イスに座るにも、動作が鈍くて、言う通りに動いてくれないし、一緒に行動したmizumiuはイライラしっぱなしでした。

 普段父は家の中では歩き、デイサービスから帰るときに5、6分歩いて帰ってくるという脚の訓練をしています。それがショートステイではなかったので、たったの3泊4日でしたが、足腰が不安定で、脚の動きが、3日前と比べると、全然ダメになってました。高齢者がちょっとの間、入院したりすると、ボケたり、歩けなくなったりすると言われますが、本当にそうです。もともと積極的でない人ほど、使わない機能はどんどん衰えて行きます。

 母はちょうど昼食が終わった頃で、「まだ足りない」と言ってました。「おなかいっぱいになるまでは出ないよ」と、薬を飲ませたり、片付けたりしている間、父に、「お父さん、お母さんとおしゃべりしてよ。1週間振りでしょ」と二人で話す時間を作りましたが、どうだったのでしょうか。

 でも父は1時間も病室にいられずに、すぐに「もう帰ろう」と言い出したので、「話すことないなら、じゃ、帰ろうか」と言って病室を後にしました。こういう時の、父の心境って、どんななんだろうといつも思います。

 自分の妻が入院していて、どれほどの病気なのかは分からなくても、いつ帰ってくるのかとか、会えなくて寂しいとか、元気でがんばれよ、というような心境なのでしょうか。もともとの性格で、男性だし、あまり感情を外に表さないだけなのでしょうか。そもそも母のおかれている状況が分かっていないのでしょうか。他者のことで「どうしよう〜?」とかいう感情にはならないのでしょうか。

 母が脳内出血で倒れた時も、父は普段と変わらない様子で、「しょうがないだろう」と一言だけ言ったのを覚えています。でも今日、父は母と顔を見合わせて笑顔になっていたし、少しはおしゃべりもしたみたいなので、お見舞いに行ってよかったなと思いました。

 その後家に帰る前に、伸びに伸びていた髪の毛を切りに、散髪屋さんに寄りました。カット、ひげ剃り、シャンプーで1300円。だいぶすっきりして、いい男になりました。父に「髪の毛切るのが嫌なら、これからずっと伸ばして、後ろで結ぼうか?」と話していたので、そのまま伸ばすことも出来ました。

 しかし、高齢者の長髪は、だいぶ神経使って手入れしないと、だらしなく見えるので、散髪屋に寄ってよかったです。頭がすっきりきれいだと、お風呂入らず、着替えもせずで、本当は汚くても、それほどひどく見えないのがいいですね。

 実は、散髪屋へ寄ったのは、ちょっとでも多く長く歩く時間と距離が欲しかったので、すぐに家へ帰るのを避けたかったのもありました。結果上手くいきました。よかったです。でも、それからずっとお昼ねが続いています。相当、疲れたのかもしれません。これもある意味、よかったです。







 
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