転院手続き。 [母]

 今朝、母は転院しました。朝9時に病室に着いた途端、やること、片付け、ご挨拶をこなしていきました。


 転院する時の手続きって、いつも慌ただしい。一階の会計へ、入院費を支払いに行く(母の病室は3階)。お薬を薬剤部の人から受けとり、お薬の説明もしっかりと聞く。転院先の先生に渡す書類を3、4通受け取る。説明を受けたという確認のサインを3、4回は書類に書く。同じ病室の方々へご挨拶を済ませ、母にも荷物を持ってもらいながら、車イスを押して正面玄関までエレベーターで降りて行く。邪魔にならない静かな場所で母を待たせて、車を駐車場まで取りに行く。駐車場料金を払って、狭い道を通って玄関まで車を走らせる。慎重に母を助手席に座らせて、シートベルトをしてやっと、ほっと一息つける。転院先には10時半までに行く約束で、時間もない雨の中車を飛ばす。

 ひとまず、車の中はリラックス出来る場所。加速が物足りない従兄弟の車だけど、母とおしゃべりをしながらドライブ。携帯電話を忘れて来たので、時間を気にしながら、携帯を取りに家に寄る。長姉が外に出て来たので無視する訳にもいかず、助手席側の窓を開ける。母が「これから病院へ行く」と言うと、「お〜、顔色よさそうじゃん。入院している方が調子いいんじゃん」といつもの調子でにやにやしている。すかさず窓を上げて、車を走らせる。「ああやって、いつも嫌みなことを・・・」と母が言うので、「人に嫌みを言っているのを意識しているのかしていないのかわからないけど、結局自分自身を傷つけている、ということに気づかないんだね〜」とmizumiuが言うのを、母は黙って聞く。

 病院に着くと荷物とともに、初日の検査のための病室へ入る。母は、コルセットがずれていたせいか、車に乗ったせいか、少し腰が痛いと言って、元気がなさそう。でもバイタルチェックは正常。主治医の先生も母と軽く面談し、mizumiuは別室で、今後の入院計画を聞き、ここでもいろいろなサインを求められる。その間母は検査室へ。父や母が入院する時に、必ず許可を取られるのが、「万が一の時に、そうなった場合にだけ」と限定はしているけど、動きを抑制するために身体を拘束する許可。以前、母が右手首をガーゼでベットの柵に縛り付けられているのを見た時は、心が痛んだ。手を動かそうとして、青あざが出来ているのを見るも痛々しくてかわいそうだった。もちろん、今となっては、転落防止だったり、点滴を自分で勝ってに抜かないための処置だというのはわかっている。家族も24時間付き添いできないから、致し方のないことだとは分かっているけど、自分の母親が手を縛られているのを見るのは、たぶんずっと慣れない。病院側もサインをもらえないと困るというので、サインはしてきたけど、そういう状態にならないように、mizumiuは母の心のケアに努めていこうと思う。

 幸いに母は、腰椎の圧迫骨折をしているけれども、神経痛などの痛みもないので、このまま骨折さえ治ってしまえば、リハビリを継続していって体力、筋力が戻ってくれば、以前と変わらない生活ができそうな感じ。それまでにmizumiuが今後の介護生活をどうやって進めていくかを、よ〜く検討しなくては。母には申し訳ないけど、長姉のいる家では、介護は続けられない。それは長姉に伝えています。でも姉は、だから〜?って感じで、なんにも響いていないみたいです。新しい住居を探すか、入所先を探すか、この場合、父と母二人一緒の入所は厳しいので、離ればなれになる可能性もあります。ひとまず、骨折の完治、母のメンタルのケアに努め、父のことも忘れず介護していきます。う〜ん、今年の夏もいろいろと動き回ることになりそうです。






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。