リハビリ見学してきました。 [母]

 今日は、理学療法士とリハビリしている母を見学、応援してきました。

 今まで、作業療法士のリハビリは見ていたのですが、今日は理学療法士とのリハビリで、歩く時に麻痺している足の運びを矯正する訓練を見てきました。母は、どういう訳か理由は分からないのですが、麻痺している左の脚を前に出す時に、足先が外へ向いてしまい、左側だけ極端なガニ股になってしまうので、それをなるべくまっすぐにするようなリハビリをしていました。もちろん、完璧に直せるまではいかなくても、少しでも足先がまっすぐに近づけば、安定感が増し、転倒のリスクも減るということでした。

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 理学療法士は、まだ若い男性の先生で、丁寧でやさしく、そして一生懸命に母を指導していました。このようなリハビリを受けられるのは、本当にありがたいなと思います。普段の日常の介護では、ここまで専門的なリハビリは、mizumiuはもちろん出来ないし、ここで母の残存機能が上手く残って活用出来るようになれたら、家に戻ったときも、以前と変わらない生活が出来ると思うので、がんばって欲しいなと思いました。

 今日は家から持ってきていた三角巾用の布で、左腕を吊って歩くこともしてみました。三角巾がない時よりも、歩くスピードは若干早くなっていたようでしたが、母は、車イスまで歩いていって、車イスに座るために身体の向きを変えるのに時間がかかります。どうしたらいいのか分からないみたいで、わざわざ逆回りで向きを変えるので、それだけで、1分くらい時間がかかっていました。また、三角巾で腕を吊ると、腕の重さが下にいかないので、立ち上がりの動きが変わってしまうようで、右手でバーや杖を掴む位置を変えて試していました。

 母は高次機能障害の一つで、注意が散漫になるので、歩く訓練をしていてもすぐに集中が途切れて、違う方向を見たりするので、それでバランスを崩したり、歩くのを止めたりすることがあります。あと、車イスとバーとか、車イスとベットの柵とかの距離感が分からないことがあります。目の見え方なのか、脳が距離を測るのが問題なのか分からないのですが、距離が分からないまま、立ったり座ったりするので、転倒の原因になる可能性もあり、そこは周りが気をつけないといけません。mizumiuはすぐ声かけしてしまいますが、先生はひとまず母にさせてみて、出来ない時の声かけの仕方も、母に気づかせるような言葉をかけていたので、勉強になりました。

 リハビリが終わり、理学療法士の先生が部屋を出て行った後、ベットで寝ている母が手招きするので、顔の近くにmizumiuの顔も近づけてみると、「今日、横でリハビリしてた人が、おしっこのニオイが臭いって言ったから、あの先生に、パット替えてもらった。だから、リハビリの時、あの先生の頭がこの辺に来ると、嫌だった」と告白されました(笑)。「お母さんがおしっこしたのに、誰にも言わないで、そのままにしておいたから臭ったんだよ。替えてくれたんだから、ありがとう!じゃん。今度から、おしっこしたら、すぐにパット替えてもらうようにするんだよ。お母さんの鼻、効かないでしょ。パット替えてもらうの恥ずかしいかもしれないけど、他人に臭いって言われるのは、もっと恥ずかしいでしょ」と、笑いながら諭したら、母も苦笑いしてました。

 リハビリの時に気づいたのですが、母の爪にマニュキュアが塗られていました。塗ってもらったそうです。「この色しかなかったの?」、「他にもあったけど、これにした」と言い、さらに「爪の形がいいってよ。デイサービスでも言われたことあるよ」と自慢げでした。「よかったね」と言ってやりましたが、mizumiuは介護と家事で、ネイルもマニュキュアもなしです。母は周りの助けでおしゃれを楽しんでいるようです。あ、でもmizumiuは、マニュキュアに一時期ハマったけど、すでに飽きたのを思い出しました。介護は関係なかったみたいです(苦笑)。しかし、爪のおしゃれに気を使うようになるのは、いつになるのでしょうか。

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