研修生が付くのは終了になりました。 [母]

 今日は母の午前中のリハビリを見るために、早めに病院へ行きました。

 母は理学療法士の先生にマッサージを受けていて、横で研修生が見学していました。ひとまず、リハビリの先生から母の状況を聞き、mizumiuも昨晩母の話したことを、上手く、だれかを非難するような感じではなく、伝えました。このようなスキルは、介護生活を送っている中で身に付いてきました。

 リハビリの先生は、母を歩かせてみて、痛みが出ていないことを確認してから、「コルセットを外して、痛みが出たから、またコルセットする、ではなくて、様子見ながらこのままリハビリを続けましょう。長時間座る時はコルセットをつけますが、コルセットをしていると、筋肉が楽をして、返って回復を遅らせるので、様子見ながらやっていきましょうね」と言っていました。

 母も今日はそれほど痛みが出てないみたいで、身体をひねると痛みで顔が歪みましたが、昨晩のような痛みではなかったので、無事にリハビリをやりきることが出来たようでした。研修生は、元気で積極的な高校生の女子でした。mizumiuの印象としては、がんばりやさん、物怖じしない、やれることはやりたい、というプラスな評価が多かったのですが、確かに、母の気に障るような雰囲気があるのかなとも思いました。

 勉強熱心で、こんな人が看護士になったら、病院も明るくしてくれて、患者さんを元気にしてくれそうだなと思うと同時に、病んでいる人の気持ちを思いやるのが、まだ今一つかなという印象もありました。でもそれに気づけるかは本人次第なので、どうしたものかな〜、母に付き添うのは終わりにしてくださいと言うべきか迷いました。

 研修生本人も、自分がいることで、母がリハビリに集中出来ないのなら、いない方がいいですかと聞いてきたので、何かを感じているのはわかりました。ひとまず、母ともう一度話してみますね、と伝えました。でもすぐその後のお昼ご飯の時に、研修生についている学校の先生が来て、「ご迷惑をおかけしました」と言って、研修生がつくのを終了させましたと報告に来ていました。

 「お母さん、研修生終わりって。よかったね、だよね。これからはリハビリに集中出来ないことないね」と言いましたが、母は目の前の食事に集中してました。母に取ってはもう過去のこと、食べ物が前にあると全部吹っ飛ぶのです。看護士さんになるって、本当にりっぱな目標だと思います。大変だと思いますが、必ず必要とされる人材なので、あの研修生にはいい看護士さんになってほしいなと思いました。

 今回の件で、母の様子を見ながら思ったのは、年を取ったり病気になったりすると、今までなら平気だったことが、ぜんぜん出来なくなると言うことです。あたりまえじゃんと思うかもしれませんが、ある意味、年を取るということは、今までがんばってきたことを、もうがんばらなくていいと自分に許可することが出来るようになることかもしれません。体面を保たなくていいって、楽ちんでいいなと思いました。今までちゃんと生きてきたのだから、高齢者には許されるでしょう。

 でも、こういうこと、母の精神状態の変化や、母娘という立場がたまに逆転するような事態になっても、動じなくなってきている、大人な対応ができるようになっているmizumiuも、成長しているなと思います。こういう時は、自分を認めてやってます。

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