巻き爪 ーフットケアも大切ですー [母]

 母が帰ってきての朝、3回も起こされました。


 4時に起こされ、「お腹空いたから、なんか頂戴!」と言うので、小さなみかんを食べさせました。
 5時になるとまた起こされ、「パット替えて!」と言うので、パット交換。「まだ早いから、もう少し寝て」と念を押すも、5時半に三たび起こされ、「もう時間じゃないの?」と言うから、「まだよ〜。私が起こしにくるまで、寝ててよ〜!」と言い聞かせてベットに戻りました。

 三度も明け方に起こされると、リズムが狂ってしまい、目が覚めたら8時半。今日は11時にデイケアの相談員とケアマネージャーが来るので、それまでに、mizumiuの準備、母の準備、血糖測定、インスリン注射、食事の準備をしました。

 母はこれから新しいデイケアに通って、リハビリを続けるので、そのための話し合いがありました。昼ご飯は、近所のヴィーガンカフェに行きました。母は、久しぶりのランチプレートをおいしそうに食べ、サービスしてくれたプリンも完食でした。

 朝、着替えをしている時に、母の足の爪を見たら、こんなになるまで放っといていたのかと思うくらい、伸びていたので、爪を切ろうかと話したら、「押すと痛い」と言うじゃありませんか。巻き爪がひどくなっていて、mizumiuの手に負えない状態になっていました。

 「病院では、爪を切ってもらえなかったの?マニュキュア塗ってくれるのに、足の爪は切ってくれなかったの?」、「爪切ってくれなんて、言えなかった」、「はぁ?、爪切ってって言えなかった?!靴下履かせてもらうときに、だれも爪のことを言わなかったの?」、「・・・」、「リハビリの先生に、爪が痛いって言わなかったの?」、「言ってない。少し押すと痛い」、「言わないと、だれもやってくれないよ」というような会話が続きましたが、言っても始まらないので、病院へ電話しました。

 巻き爪の治療をしてくれる病院は、家から遠いし、予約もなかなか取れないし、通うのもめんどくさいな〜と思って電話したら、今日の4時に予約が取れました。「ラッキー!よかった!お父さんが帰ってくる前に、そしてデイケアが始まる前に巻き爪治そうね〜!」と病院へ行きました。

 今回も、右足の親指の爪を削って薄くして、指に食い込んでいる爪を抜きました。通常なら、今日の治療はこれで終了ですが、母を見て、通院が大変だと察してくれた先生が、アクリル板で爪を補強してくれて、様子を見ることになりました。爪が伸びてきたら、また補強してを、爪が生え変わるまで繰り返すので、巻き爪の治療は一年くらいかかるそうです。月一で通院するやり方で、巻き爪が治らなければ、手術することも考えましょうと言われました。

 高齢になり、歩かなくなると、巻き爪になりやすいそうです。それに高齢者の爪は変形して、爪が厚くなっていることもあるから、爪切りよりはヤスリを使うほうがいいと言われました。それに爪切りは、他人と共有しないほうがいいと言われました。爪の形や、足の指の変形など、歩くことに支障をきたしてしまうこともあるので、”フットケア”は高齢者にとって、とても大切なことだと改めて感じました。

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 形成外科の後、入院している母の叔母さんのお見舞いにも行きました。叔母さんは、ベットに腰掛け、夕飯を食べていました。叔父さん、娘、孫も来ていました。順調に回復していると思ったら、叔母さんが髪の毛を剃っていたので、どうしたのと聞くと、明日二度目の手術をすると言っていました。水頭症にならないために、そして、もっと頭がクリアになるための処置だそうです。

 叔母さんは、母のことを認識していましたが、その場にいない親戚の名前を持ち出し、母も周りの知らない、過去の話しを繰り返していました。ボケたのか、くも膜下出血の後遺症なのか、よくわかりませんでしたが、話しが噛み合ないので、母も少し困っていました。お見舞いを終えて、家へ帰るともう7時半でした。

 介護は、その都度対応しなくてはならず、介護する側の時間はすぐになくなってしまいます。でも、もう一度、父と母を介護すると決めたので、今日一日mizumiuは冷静に対応出来ました。そういう点で、少し成長したなと、自分をほめようと思いました。


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