外国人の利用者さん [介護etc.]

 父と母のいる施設には、外国人もいます。mizumiuが知っているだけで、アメリカとオーストラリアの人です。沖縄の人は、方言もしゃべるので、職員さんたちはうちなー口も勉強しなくてはならないかも、と以前のブログで書きました。そしてさらに外国語も必要な時代になっているようです。

 高齢になると、言語を介したコミュニケーションだけでは会話は成り立たない事があります。病気で言葉がうまく話せなくなるからです。介護する側は、気づいたり、察したりするきめ細やかな配慮や観察が必要です。それでも、外国人の利用者さんには、そのお国の言葉が話せないと介護が難しくなることもあると思います。母国語で話せると、本人の安心感はいっそう増すだろうし、介護もしやすいでしょう。

 沖縄は米軍基地があるということもあり、兵役を終えても、長い間沖縄に住み続けるアメリカ人や、その家族がいます。高齢になった外国人たちが、施設を利用するケースがこれからどんどん増えると思います。日本語を話せない人も多いし、文化も違います。外国人高齢者の受け入れへの対策が求められていると思います。

 両親のいるフロアには日本人の奥さんと外国人の旦那さんとご夫婦で施設を利用されている方がいます。夫婦で利用されているので、安心だと思います。お一人で利用されている方もいます。その方はもうしゃべれないのかもしれません。ほとんど誰とも関わらずに、静かに座っています。一度、ショートステイを利用した外国人の方がいましたが、職員さんとのコミュニケーションがうまく取れていないのを見かけました。

 沖縄にはもっと外国人の利用者が多くいる地域もあります。実際のところ、どのような問題や課題があるのか分かりませんが、介護施設を利用する外国人が増えていくことは明らかなので、介護の現場にいる方達の役割はますます重要になってくるだろうし、負担も増えていくかと思います。どんなバックグラウンドを持っているのであれ、高齢者が利用しやすい環境が整っていくといいなと思います。
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