装具はプラスティックがいい…。 [母]
装具の新調を頼んでいるのですが、型取りしてからしばらく経ってから、母が同じものを作るのではなく、プラスティックの軽い作りにしてくれと言いだしました。母の体重と左足の突っ張りとを見て、プラスティックでは十分ではないと医師が判断したのですが…。
水曜日、留守電に母から「同じサイズのプラスティックの装具をつけて歩いてみたら、軽くて歩きやすいから、装具屋さんに電話して、注文している装具を止めて、プラスティックにしてもらうように頼んでみて」とメッセージが入っていました。今さら何を言っているのだろうと思いながらも、装具師さんと連絡を取ってみました。
そしたら、やはり一度医師が決定したことなので、プラスティックに変えることは出来ないと言われました。でもその医師のところには毎週行くので、変更が可能かどうか聞いてみるし、それでダメだったら、一番軽い素材で装具を作るようにしますとも言ってくれました。
それを母に電話で伝えたら、納得はしたようですが、今の装具は重くて歩きづらいのが嫌みたいで、だから同じ装具はいらないと言うのです。「お母さんが減量して、足の筋力をつけたらいいんじゃないの?」と母に言うと、「そうなんだよ。そう言われちゃった」と言うので、詳しく聞いてみると、理学療法士さんも、「自分の足で体を支えられることはとても大事ですよ」と言っていたそうです。
「お父さんはもう自分で体支えられないもんな」と母が言うので、「そうだよ。お父さんはもう立つこと出来ないよ。でもお母さんはまだ歩けるんだよ」と言って、なんとか装具をつけて歩くという意欲だけはなくさないように、母の気持ちを下げないようにすることはできました。歩く歩かないは別にしても、装具をつけてないと、車椅子からベットや、トイレなどへの移乗もできなくなるので、母には装具が必要なのです。今使っている装具が壊れるとスペアがないし困るので、新しく作ってもらっているのです。
理学療法士さんとも話をすることができたのですが、母がプラスティックにこだわったり、デザインを気にしていたのは、ちゃんと理由があったようです。重い装具が、歩くのにしんどいから、軽くして歩くのを楽にしたいと言うのが一つ。そして、母の装具は、装具をつけてから靴を履かせるのですが、靴を履かせてから装具をつける職員さんもたまにいて、それは装具の装着の仕方が難しいからだと母は考えたようです。それでもっと分かりやすいデザインにして欲しいというのがもう一つの理由だったようです。しかし装具は、マジックテープで足首や指の方、ふくらはぎを固定しないといけないので、そう簡単にデザインは変えられないですよと理学療法士さんが説明してくれ、母は理解したようです。
このような感じで、話が進みましたが、正直母には少し手を焼きました。高齢なので、一度で話を進められないというのは理解できますが、mizumiuや周りで介護に関わっている人に余裕がないと、母のような訴えは、正直疲れます。なんでもっと早く言わないのか?とか、一度決められたことを後から変えられないでしょ!とか、もっと具体的に話してよとか、上手く話が進まずにイラついてしまうのです。こう感じるのはmizumiuだけかもしれませんが、本人の希望を最大限に通すというのは、介護する側は相当なエネルギーを使います。
認知症が進んでしまったり、判断が出来ない状態であれば、本人の希望を無視して、家族の意向だけで、物事を進めることも中にはあるかと思いますが、本人の希望をどれだけ考慮できるかは、介護の中の大きなポイントになってくると思います。抵抗するのはまだ意思がある証拠なので、母の要求は、歓迎すべきことではありますが…。
水曜日、留守電に母から「同じサイズのプラスティックの装具をつけて歩いてみたら、軽くて歩きやすいから、装具屋さんに電話して、注文している装具を止めて、プラスティックにしてもらうように頼んでみて」とメッセージが入っていました。今さら何を言っているのだろうと思いながらも、装具師さんと連絡を取ってみました。
そしたら、やはり一度医師が決定したことなので、プラスティックに変えることは出来ないと言われました。でもその医師のところには毎週行くので、変更が可能かどうか聞いてみるし、それでダメだったら、一番軽い素材で装具を作るようにしますとも言ってくれました。
それを母に電話で伝えたら、納得はしたようですが、今の装具は重くて歩きづらいのが嫌みたいで、だから同じ装具はいらないと言うのです。「お母さんが減量して、足の筋力をつけたらいいんじゃないの?」と母に言うと、「そうなんだよ。そう言われちゃった」と言うので、詳しく聞いてみると、理学療法士さんも、「自分の足で体を支えられることはとても大事ですよ」と言っていたそうです。
「お父さんはもう自分で体支えられないもんな」と母が言うので、「そうだよ。お父さんはもう立つこと出来ないよ。でもお母さんはまだ歩けるんだよ」と言って、なんとか装具をつけて歩くという意欲だけはなくさないように、母の気持ちを下げないようにすることはできました。歩く歩かないは別にしても、装具をつけてないと、車椅子からベットや、トイレなどへの移乗もできなくなるので、母には装具が必要なのです。今使っている装具が壊れるとスペアがないし困るので、新しく作ってもらっているのです。
理学療法士さんとも話をすることができたのですが、母がプラスティックにこだわったり、デザインを気にしていたのは、ちゃんと理由があったようです。重い装具が、歩くのにしんどいから、軽くして歩くのを楽にしたいと言うのが一つ。そして、母の装具は、装具をつけてから靴を履かせるのですが、靴を履かせてから装具をつける職員さんもたまにいて、それは装具の装着の仕方が難しいからだと母は考えたようです。それでもっと分かりやすいデザインにして欲しいというのがもう一つの理由だったようです。しかし装具は、マジックテープで足首や指の方、ふくらはぎを固定しないといけないので、そう簡単にデザインは変えられないですよと理学療法士さんが説明してくれ、母は理解したようです。
このような感じで、話が進みましたが、正直母には少し手を焼きました。高齢なので、一度で話を進められないというのは理解できますが、mizumiuや周りで介護に関わっている人に余裕がないと、母のような訴えは、正直疲れます。なんでもっと早く言わないのか?とか、一度決められたことを後から変えられないでしょ!とか、もっと具体的に話してよとか、上手く話が進まずにイラついてしまうのです。こう感じるのはmizumiuだけかもしれませんが、本人の希望を最大限に通すというのは、介護する側は相当なエネルギーを使います。
認知症が進んでしまったり、判断が出来ない状態であれば、本人の希望を無視して、家族の意向だけで、物事を進めることも中にはあるかと思いますが、本人の希望をどれだけ考慮できるかは、介護の中の大きなポイントになってくると思います。抵抗するのはまだ意思がある証拠なので、母の要求は、歓迎すべきことではありますが…。
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