父の左手が気になります。 [父]

 今日夜の食事の介助の時、食事が来るまで父の手のマッサージをしました。

 すると顔を歪めながら痛いと言うのです。以前から、左手がまっすぐに開かなくなって来ていたのが気になっていたので、硬直が始まったのかと思い、軽くマッサージするようにしていました。でも今日は左手を触るだけで痛そうだし、右手と比べると全体的に腫れているし、熱も持っているようでした。

 そこで少し痛いのを我慢してもらい、左手をさすりながら、指一本一本を軽くマッサージしていきました。指の関節が曲がりづらくなっていて、握ることができなくなっている感じで、でも動かせないという訳ではなさそうで…。

 発語が少ないので、父の顔の表情を見ながら、左手をほぐすようにマッサージしていきました。食事の前に薬を配っている看護師さんがいたので、父の左手を見てもらい、痛みもあるようだと話したら、明日医師に診てもらうように伝えると言ってくれました。

 老人になると、偽痛風というのがあるらしく、もしかしたらそれかもしれませんねと看護師さんは言っていましたが、本当のところは分かりません。とにかくmizumiuの思いとしては、父に痛い思いをして欲しくないのです。父は昔からとても我慢強くて痛いと言わない性格だったし、今となってはほとんど発語もないので、父が痛みを感じているのを周りが知ることはほとんどありません。そのために父がただ痛みに苦しめられている、それを我慢しているという状態になるのは、極力避けたいのです。

 時折痛みで顔を歪めていた父ですが、しばらくすると、少し熱かった父の手が普通の体温になり、心無しか、腫れも引いたような感じになりました。最初と比べると、関節の伸び具合もよくなっていました。マッサージが父に取っていいのか分かりませんが、痛みも少しはましになったようです。少し安心しました。

 老化現象と言うのかもしれませんが、少しずつ、体に変化があって、それが痛みを伴っているのを見るのは、いい気持ちがしません。痛みを感じるのは生きている証拠と解釈も出来ますが、出来れば、どこかが痛いという状態は避けたいし、父には穏やかな状態で日々を過ごしてもらいたいです。





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