大量の洗濯物

　介護生活における家事の中で代わりにやってもらいたいことの第１位は、洗濯、たたむ、片付ける、です。父と母とmizumiuの洗濯物を洗うだけでも、１日の中で多くの時間を取られています。

　３人分の洗濯なんてたいした事ないと思うかもしれません。でも、大変なんですよ！介護生活をしていると、どろんことか外で付けてくる汚れ物はほとんどありません。汗、おしっこ、うんこ、食べこぼしのシミがほとんどです。

　おしっこの場合でいうと、父は必ず下着、ステテコ、ズボンにおしっこをひっかけたり漏らしたりします。それになかなか着替えないからニオイも相当酷い。下着のシミはひどい時には漂白もしますが、mizumiuは消耗品だと割り切って、もう洗いたくないと感じたら処分します。ブリーフとリハビリパンツを使用するようになってからだいぶ楽にはなりました。父は高齢ということもありますが、薬を飲んでいるし、手術で片腎を取っているので、一つの腎臓ががんばって出す尿だからか、色が濃くてニオイもキツいのです。

　母は、起きている時も尿漏れをしたり、トイレに立つ時にお腹を押されたと言って座る前におしっこが出てきて、ズボンを汚す事も多々あります。夜寝ている間は大量のおしっこをします。mizumiuは、母を寝かせてから３時間くらいは起きているので、自分が寝る前に一度パットをチェックします。朝までに平均１〜２回呼び起こされますが、mizumiuは起きられない時もあり、朝になるとシーツがおしっこでぬれています。おしっこはちょっとでも、乾いたらニオイがするので、すぐに新しいのに替えなくてはなりません。なぜか清潔なシーツにした日に大量のおねしょをするので、大きなシーツは止めました。その代わりに厚手の大きなバスタオルを母の腰の部分に敷くようにしました。その下にビニール製の敷物を敷いています。バスタオルがぬれてない朝は稀でほぼ毎日洗濯します。

　母は糖尿病をもっているのでおしっこの量が半端なく大量です。大きなパットやパットの重ね使いをしたいのですが、ムレてかゆくなるとか、おしっこでびちゃびちゃのパットにお尻があたるとお尻が痛くなるとか言うので、mizumiuが夜中こまめにパットを替えない限り、尿漏れは防げません。という事情ですが、mizumiuは自分の睡眠を優先しています。おしっこはしゃぁーないと。だから大量のおねしょでも怒りは出ません。母には少し申し訳ないと思いますが。

　朝になると母をシャワーでさっぱりさせて着替えさせる、デイサービスでお風呂に入って着替える、の２回の着替えが基本スタイルです。父も朝ヘルパーさんに着替えさせてもらい、デイサービスで入浴して着替えます。洗濯物をこれ以上増やしたくないので、夜、寝間着に着替えさせる手間はあまりかけません。父は着替えさせたくても着替えませんし。でも汗をかいていたり、汗で臭っていると夜も着替えさせます。（続く）
　

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