新たなショートステイ先？！

　あんなに苦労して慣れたショートステイなのに、新しいところを探さなくてはならないなんて・・・。mizumiuはケアマネージャーさんに探してもらったところをチェックすればいいだけ、だけど・・・。母は社交的でどこへ行っても平気な人だから大丈夫だろうけど・・・。でも父には少し厳しいかも・・・。

　９月に８泊程利用予定にしているいつものショートステイ先から、初めの2泊のベットが確保できない、利用を２日後からにずらせないか、という連絡が入りました。え〜、なんで?！もう４ヶ月も前から頼んでいるのに、７月の５泊は問題なかったのに・・・。ショートステイ先の話だと、週末であること、連休が挟まれている事、定期的に利用されている利用者さん達が優先される、などから、最初の２泊の利用が出来ないとのことでした。でも、mizumiuの予定は変えられません。そこでケアマネージャーと相談して、新しいショートステイ先を探してもらう事になりました。

　昨日そこの見学にmizumiu一人で行ってきました。利用するフロアは窓が大きくて光をたくさん取り込む構造で、明るくて開放感のあるところでした。エレベーターを出ると「エスケープ防止」の130センチくらいの高さの簡単な鍵付きの扉があり、すぐに利用者さん達が日中を過ごすフロアにでます。広くて明るい感じですが、少しざわざわ落ち着かない雰囲気も受けました。ざっと見渡すと20人くらいの利用者さん達がいました。父はざわざわが大の苦手です。それに、個別リハビリは行ってないそうで、集団レクレーションも簡単なものが一日に一度しかないみたいで、利用者さん達は大きめの一台のテレビを観て過ごすか、ボーっとしているそうです。何人かはタオルをたたむお手伝いや、もやしのひげ取りをすることはあるけど、それ以外は何もする事がないようです。母はいつものショートステイ先では、理学療法士さんとの個別リハビリを受けていますが、それがないのでステイ中の運動量はだいぶ減るでしょう。特に何かをすることもないので、家に帰りたいと言う利用者さん達もいると利用状況を説明してもらいました。

　大きなフロアの右側に行くと宿泊するお部屋が両サイドにあります。四人部屋でした。左側に行くとトイレや入浴場があり、そこに向かい合うようにナースステーションみたいな、職員さん達の仕事場があり、その前は大きなガラスの壁で内庭みたいに少し緑が見え、たくさんの光を取り込んでいる小さめのフロアがありました。そこはテレビが三台もあるのに、２、３人の利用者さん達しかおらず静かでした。大きめのフロアは体の不自由がきかず職員さんの手助けが必要な人が過ごすところで、小さめのフロアは比較的体の自由がきいて動ける人が日中を過ごす場所なのだそうです。ここなら父も母も落ち着いてテレビを見られるかと思いました。

　ひとまず、８月に二泊三日のショートステイで新しい場所に慣れてもらう事になりました。父のことが心配ですが、ショートステイで外泊することには父も慣れているから、大丈夫だろうと希望を持っています。それでも９月の８泊のショートステイ中に何かあった場合、mizumiuは出かけているので、連絡が取れてもすぐに動けないということで、二人を全日程預かるのは少し厳しいと言われました。そこで、始めの２泊３日だけ新しいショートステイ先を利用し、三日目の朝に介護タクシーでいつものショートステイ先に行くという利用日程で、ケアマネージャーに調整してもらっています。

　デイサービスやショートステイなどを新しく利用する場合、事前に職員さん達とケアマネージャーに家へ来てもらい、両親を含めて話合いをすることになっています。その話合いが来週あります。mizumiuにとってショートステイはなくてはならないものです。いつものショートステイ先が利用できないという初めての経験に少々慌てましたが、ケアマネージャーさんと新しいショートステイ先の協力でなんとか乗り切れそうな気がします。父と母には新しい環境で過ごすというチャレンジになるかと思いますが、これを機に、安心して両親を預けられるショートステイ先が出来るかもしれません。介護生活は長期戦なので、助けてくれる人や施設をたくさん持っておきたいです。

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タグ：ショートステイ ケアマネージャー