今日は２本抜きました。

　今日父を歯医者に連れて行きました。父の下の歯はぼろぼろの状態で、全部で８本抜いてから、新しい入れ歯を作る事になりました。

　高齢になってからは、やたらと歯を抜くものではないという考えの人もいます。mizumiuもどちらかというと、８０２０じゃないけど、歯は残した方がいいと思っていました。でも父の場合、抜かなければならない８本のうち７本は歯が折れて根元が少し残っているだけで、炎症を起こしている状態です。残りの１本は、入れ歯のブリッジになっている歯の前の歯ですが、虫歯で大きな穴が開いているそうです。レントゲン写真でも黒ずんでいるので、抜いた方がいいというのがお医者さんの見解です。

　でも、歯の根元でも残しておいて、その上から入れ歯を作れば、噛んでいる感覚が脳に伝わるから、抜かなくていいなら、抜かない方がいいよとも言われたことがあります。以前、その方法で入れ歯を作ったのですが、父は前歯では物を噛まないで、いつも横の歯で噛んでいました。最近は右側の歯が折れてないので、左側の横の歯で食事をしています。前歯では食べ物を噛み切れないみたいで、痛みがあるのかどうかは分かりませんが、入れ歯を作っても役にたっていませんでした。

　日頃の歯ブラシをほとんどしないので、虫歯になるのは当然なのですが、入れ歯の下の残っている歯が炎症を起こしている状態なので、この機会にきちんと抜いてから、新しい入れ歯を作った方が良いのかもしれません。といっても一度に８本抜くことは出来ないので、２本ずつ抜く事になりました。麻酔を打つ時に、とても痛そうで、父の手をmizumiuが握って落ち着かせながら、処置を勧めてもらいました。先生も、父の脈拍をはかりながら、ゆっくりと父が落ち着くのを待ってから、歯を抜いてました。傷口を少し縫ってから、止血も丁寧にしていただきました。

　あと６本抜かないといけないので、３回は痛い麻酔の注射を打つ事になりますが、ちゃんと処置してもらって、きれいな入れ歯を作ってもらえば、これからの父の食事の仕方の質が上がると思うので、父には乗り切って欲しいです。mizumiuも父を上手に誘導して、歯医者に連れて行かなくてはなりません。着替えの拒否や行きたくないと抵抗されることもあるかもしれませんが、父にはこれからなんでもおいしく食事ができるためだよと、言いながらやっていくと思います。だいぶ荒っぽい扱いにはなると思いますが、その辺は信頼関係で乗り切ります。

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