鍼灸に行ってきました。

　今日午前中父を鍼灸院に連れて行ってきました。３、４ヶ月に一度お世話になる鍼灸院です。

　筋反射テストを用いて、身体の声を聞いてくれるので、普段自分自身のことはほとんど話さない父の、身体の声を聞いてきました。mizumiuが聞きたかったのは、薬が身体に合っているか、入れ歯と抜歯のこと、便が硬いことが多いけど何が原因か、６月から入所予定だがそれをどう思っているかなどです。

　調べてもらった結果、一つ減らしていったほうがいい薬があるくらいで、あとは全てオッケイでした。父は自分からどうこうするという意識のスイッチをオフにしているので、何かを新しく始めたり、薬を増やしたり、まわりがいろいろやったりすることを望んでいないそうです。だから父がどうこうよりも、mizumiuのほうが、父のために何かやったり、気を使いすぎるようなことをしないことだと言われました。

　入所の件も、「お父さんは、大丈夫ですよ。最初は少し慣れるまで、落ち着かなかったりするかもしれませんが、そこでまわりが騒いだり、慌てたりしないで、見守るようにしてください。ゆっくり慣れますから」と言われました。

　心配だから、自分が安心したいから、よかれと思って、といろいろな理由付けをしているんだと、自分自身を振り返りました。介護される人の気持ちになったり、その人らしくいられるようにしてあげる、という上から目線だったかもしれません。それでも、父が生活しやすいように、介護してきた自負があるので、そろそろ父の世話を別の人に託す時期だな、という「潮時」も感じています。

　入所させるといっても、内科医以外の病院受診は家族がやることになっているので、介護は続きますが、それ以外はすべてお任せするという心構えで、入所の準備をしていこうと思いました。このような別の視点を与えてくれて、それはセカンドオピニオンという意味だけでなく、mizumiuの立ち位置まで考えさせてくれるので、鍼灸院の先生には本当に感謝してます。

　介護に限らず、身体のことは、病院の先生だけの話を聞くのではなく、別の視点を持つ、それも信頼できる人の助言を得られる、ということがとても貴重だと思います。その点、mizumiuは本当にラッキーだと思ってます。







　

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