父の入所が決まりました。 [介護etc.]

 金曜日の夕方、父がお世話になっているショートステイ先の相談員から「急に空きがでましたので、お父さんの入所が可能になりましたが、どうしますか?」と電話がありました。

 「本当ですか?」とあまりの急展開に驚きましたが、もちろん、お願いしました。ケアマネージャーが作成してくれた予定表では、7月は、毎週3泊4日のショートステイを利用することになっていたし、それに母も入院しているので、mizumiuも家での介護から離れる時間がたくさん取れるなと思っていました。それが、3ヶ月の入所が決まるとは!!

 母の入院が、どのくらい続くか分かりませんが、骨折のリハビリ入院だと、最長90日間は入院出来るので、9月の中頃まで入院できる計算になります。今のところ話を聞く限り、母の体調は良くて痛みも少ないみたいなので、骨折が完治すれば、予定より早めに退院出来るかもしれません。ひとまず、来週の月曜日、父が入所する7月2日から、母が入院している間は、mizumiuは介護からフリーです。

 母がショートステイの時にお世話になっているリハビリの先生が、わざわざ入院中の母を訪ねてくださり、母のリハビリを見学したそうです。その感想として、「だいぶ回復しているし、能力も上がって来ているから、リハビリは続けた方がいい。このまま家に帰って何もしないとなると、もったいない。どこかちゃんとリハビリ担当がいるところでリハビリした方が、もっと回復出来ると思う。お母さんの場合は、リハビリをするというよりも、何か作業しながら、結果リハビリになっていた、と言う方法がいいのかもしれない。料理とかいいと思うけど、やるかな〜?」と話してくれました。

 リハビリの先生も、主治医も、相談員も、母の退院後を見据えて動いてくださっています。父の入所が決まったことは、みなさん知っていて、さて次母はどうする?というふうに、退院後に入所出来る老人ホームの見学等をして下さっているようです。

 入所は、父と母一緒というのが条件なんですが、今は母が入院しているので、一緒に入所はできません。でも同じ法人の老健施設と病院で、同じ敷地内にあるので、父と母は一日に一回は会うことができます。これで、母が退院して、別の施設に入所すれば、父と離ればなれになります。父と同じ老健に入所出来ればラッキーですが、今度いつ老健に空きが出るか分かりません。母が退院して家へ帰ってきて、今まで通りデイサービスとかデイケアに通所して、ショートステイも利用すれば、月に何度かは父と一緒に過ごせます。相談員とも話していて、父が入所している間に母が退院すれば、ショートステイを少し長めに、そして回数も多く利用したいと申し出たら、それも可能だそうです。

 母が退院したころを見計らって、父を退所させることも可能です。でもそうすると、今度いつ父が入所出来るかはわかりません。なので、今のところの、mizumiuの計画は、父には3ヶ月入所してもらい、母は早く完治するように、そして歩けるように、リハビリをがんばってもらい、父と同じ老健に入所出来るのを、しばらくは待ってみる、ということです。

 認知症が出始めている母なので、退院してすぐに父と離ればなれになるような施設へ入所させるつもりはありません。しばらくは今まで通りの生活が出来るように、mizumiuもがんばります。いずれにせよ、老健施設にはずぅーとはいられないので、父と母が一緒に入所できるような施設を探します。

 ただ、大きな問題があり、それはmizumiuが、不仲な長姉と一緒に住みたくないということです。父の入所が月曜日になったので、母が退院するまで、家には姉とmizumiuしかいません。母には、長姉が居る限り、家には帰ってこれないよと言ってあります。姉が出て行かないなら、mizumiuが出て行くまでです。それを今日も母から姉に電話で伝えてもらいました。次姉にも妹にもです。

 母は家に帰りたいし、父と離れて施設に入るのは嫌なので、姉に出て行ってと言いました。なんと答えたか知りませんが、あ〜だ、こ〜だといろいろとごねている感じで、母が、お金を用意して貸すから、それで出て行きなさいと言うと、またあ〜だ、こ〜だと言っているようでした。長姉はいつも話をうやむやにして決断することをしないので、長姉が出て行くのを待っていると、長姉との二人暮らしになってしまいます。それは、mizumiuは、嫌です。

 mizumiuの考えとしては、父と母の家だろうと、家賃や光熱費は払うの当たり前だと思っています。mizumiuも母が倒れる前は、土地代や家賃分として、母にお金を渡していました。父と母の介護が大変になって、全く仕事ができなくなってからは、mizumiuに収入がないし、貯金もなくなったので、父と母の年金にお世話になっています。父の財産を管理する後見人になる予定でいるし、父の財産を自分の都合で使えないのはよく知っているので、父が入所した後は、家賃と光熱費を自分で払います。でも、姉のいる間は、mizumiuは一円も出しません。

 mizumiuは今まで、姉がいるこの家を出たかったけれど、出て行くことが出来ませんでした。両親の介護があったからです。今まで何度も長姉に出て行ってくれと言っても、出て行きませんでした。月曜のお昼後からは、家で介護することから自由になります。今、チャンスです。長姉に、「一週間で出て行ってくれ、お前が出て行かないのなら、mizumiuが出て行くと言っている」と母に言わせました。父と母のことも、mizumiuの仕事も、正直何も分からないのに、借金までして家を出て行くのは、お金がもったいないと思う人いるかもしれません。でも5年介護生活を送ってきたmizumiuには今、何かしら行動を起こさないと、このままずっと何も変われないような気がするのです。

 なので、すでに引っ越し先を探しています。もちろん、母と父がいつでも帰ってこられるようなスペースのある部屋を探しています。正直mizumiuには手持ちのお金がありません。でも、借金はできます。目処もあります。それで当面の生活をします。長姉には、母が提示した家賃と、光熱費、土地代、あと必要な家電を自分で揃えてもらいます。今まで、大きな出費をしなくて住んでいられたのは、父と母のおかげだということを、これを機に理解するかもしれません。自分のことは自分で決める、責任を持つ、自立する、ということに、直面できると思います。

 次姉、妹にも電話で、そのように伝えました。母も、自分の思いを娘達に伝えたので、あとはmizumiu達の行動如何です。次姉がmizumiuに電話をしてきたので、取ると、「長姉に時間をやったら?」とか、「あんた、出て行くって言うけど、お金どうすんの?」とか、「これからどうするの?ずっと介護するの?」とか聞いてきました。「長姉に時間をやっても、3年も何も変化なし。これ以上待っていられない。mizumiuがこれからどうするかって、あんたに関係ないでしょ。今までも全然関わってないんだから」と答えると、「関係ないことないさ〜」とのたまうのです。「へぇ〜、関係はあるって言うわけ?介護しているmizumiuと関係があるって?自分が介護から目を背けていたくせに、mizumiuが勝ってに一人で介護しているから、させておけって、親の世話を無視してたのに、関係があるっていうの?どんなふうに?」と聞くと、「もういいよ」と言って、答えられません。自分たちが協力するよとは、一度も言ったことがありません。いつものパターンです。こんな会話から、mizumiuは離れたいのです。

 月曜に父を老健へ連れて行き、入所手続きを済ませ、主治医の先生と面談してから、本格的に引っ越しの準備です。今まで、父と母の介護がmizumiuにとって大きな課題でしたが、ひとまず、期間限定ではありますが、介護からフリーになります。その時間を自分のためにめいっぱい使いたいと思います。
仕事の準備も少しずつ進めていて、父が入所した後は、もっと時間を費やして動くことができます。フリーで仕事をするので、そのための人脈作りとか、結果をだすことを真剣にやっていきます。父の入所が決まったのも、mizumiuに動けと、何か力が働いているような感覚もあります。なので、ただただ、動くのみです。

木曜日に、ショートステイから帰る前に、母の病室に寄った時の写真。
長いこと、手を握りあっていました。
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