実は母とは合わないんです。 [母]

 今日、お見舞いに行ったら、母のズボンの着替えがあと一枚しかなく、父も2回はお風呂に入ったみたいで、二人の大量の洗濯物と、あと、怒りをたくさん持って帰ってきました。

 mizumiuが母に、「あと着替えが一枚しかないね。ごめんね。洗濯してすぐに持ってくるからね」と言うと、母は「3日も来ないんだから」とうらめしそうな目つきをしながら言いました。「はい、私もいろいろと動いていますので。それに、十分に着替えを準備していたはずなのに、こんなにお漏らしするとは思わなかったんです」と言うと、母は明らかに上から目線で話しを続けました。

 「長姉が来たよ。次姉の車で来たんだって。家の敷地内に車を駐車していいという許可を、ちょうど牧神さんとお父さんもいる時に、お父さんにもらいに来たよ。お父さんはいいって言ったからね。牧神さんも、お父さんは分かっていらっしゃるのですねって言っていたし。あんたは、それに対して、なんにも口出しするなよ」と明らかに上から命令する口調で言うのです。

 mizumiuが「言っている意味がわからない。何がどうしたって?」ともう一度聞くと、「お前がぶつぶつ文句言うんじゃない!お父さんも牧神さんもわかっているんだから、mizumiuさん一人が悪いんですって・・・」、「牧神さんがそう言ったの?」、「いや違う」と一瞬すまなそうな顔をする母でした。「じゃ、お母さんが今そう言ったんだね。mizumiu一人が悪いってお母さんが思っているんだね。長姉と不仲なのもmizumiuのせい。介護を一人でやっているのも、mizumiuのせい。いつもmizumiu一人が文句言っているだけだって。なんにもしない娘らはなんにも悪くない。いつもそうやって、私一人を悪者にしてるけど、そうしたければ、そうすれば」と言うと、「そうやって口を尖らすんじゃない」と明らかにそばにいるリハビリの先生を意識して、あくまでも高飛車の態度で接してきます。

 「長姉が家の敷地内に車を停めたいからって、その許可を取りに来た?引っ越しをして出て行くのに、駐車場代を支払いたくないから、車を置いていきたいって言ってたけど、沖縄で生活をするのに車を持たないって、どんだけ引きこもりの生活をしたいのか、mizumiuには分からないけどね。それで、車を置いて家を出るってことなの?それとも出て行かないの?」と聞くと、「それはわからない」と答えます。

 沖縄では軽自動車の車庫証明は今現在必要ありません。長姉が今乗っているのは軽自動車です。長姉がこれからどんな車を乗るのかわかりませんが、駐車していいという許可を、認知症の父にいいと言わせてに来たのです。父に判断能力はないと医学的には診断されているにも関わらずです。もちろんmizumiuには一言もありません。

 「お母さん、私、今日これから、お父さんとお母さんと三人で新しく住むための部屋の見学に行くんだよ」と言うと、何も答えません。mizumiuと母の会話を黙って聞いているリハビリの先生は、mizumiuの顔がどんどん険しくなっていくのを見ながら、小さな声で「無理しないでくださいね」と言うだけでした。母もリハビリがあるし、mizumiuも用事が夜まで詰まっていたので、その場はそれで終わりました。

 でも、帰り道車を運転しながら、だんだん怒りが込み上げてきて、スピードを出し過ぎになりそうになりました。いかんいかんと冷静さを保ちながら、家へ帰り、洗濯を始め、すぐに不動産屋へ行きました。今日見学した3件の物件のうち、2件は条件に合うので、これなら大丈夫だと思ったのですが、母との会話がよみがえり、保留にしました。

 正直、もういいやという気持ちになってしまいました。介護してから5年、母はいつもmizumiuをだしにして、自分はいい子ちゃんでいるようにしむけます。笑って許せる程度のものが多いし、病気の人間相手に本気で腹を立ててもな〜という思いもあったので、ギャァーギャァー文句は言い返していましたが、母もmizumiuも慣れっこでした。でも今日のあの発言「mizumiuさん、一人が、悪いんです」という母の言葉は、mizumiuの堪忍袋に大きな穴を開けてしまいました。

 自分のことを我慢して、自分の時間を費やして介護しているのに、あんな言われようなないだろう!ということが、今までで2回あります。その時は、怒り心頭で、それまで溜めてきた感情がダダダ〜と流れてきて、自分でもどうしていいか分からない程でした。今日のは、その時ほどではありませんでしたが、ある意味冷静に、もういいや〜と言う気持ちになりました。冷めきったというか。

 なので、mizumiu、週明けに今までお世話になったケアマネージャーと、病院と老健の相談員に連絡を取り、介護を一切やらないと宣言することにしました。全て置いて出て行きます。通帳も現金も全て。携帯電話を替えたばかりで、姉妹には番号を教えていません。相談員の皆さんには、iPhoneは着信拒否設定が出来ないので、電話がかかってきたら拒否を押すようにして、電話には出ませんと、伝えます。手始めに今日、父と母の大好きな光TVの契約も、父と母が帰ってきた時のためと思い、最低額の内容で契約を続行していましたが、解約しました。

 mizumiuは借金をして、一人暮らしを始めます。せっかく準備した父の後見人の書類ですが、裁判所での手続きも来週に迫っていますが、あれも止めようかと思います。駐車場の管理も、父の財産管理も、もうどうでもいいや〜な心境です。仕事をしておらずお金がないと言っている姉、最近家を買った次姉、共働き中の妹ら、お金がノドから手が出る程必要な三人に、財産を管理させたらいいのです。悪者のmizumiuは、もうこれ以上は、介護と兄弟姉妹のあらゆる全てのことに関わるのは、まっぴらごめん被りたい、な心境なので、どうでもよくなりました。

 でも事の次第は書いて終わりたいので、もうしばらくはブログにおつき合いくださいね。



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