ブログ再開、そしていろいろ。

　10月は一度もブログをupせずに過ぎてしまいました。書きたかったことたくさんあったのに、実行出来なかったのはもちろん怠惰もありますが、両親との関係の変化、mizumiuの心境の変化などいろいろでした。

　このブログを書き始めたのは、日頃自分自身がやっている介護を、事細かく書くことによって、自分のやってきたことを振り返りたいという思いと、自分の経験が、このブログを読んでくださった方々のお役に立てたらいいなという思いと、あとアフリエイトして収入を得たい、というのがありました。

　ブログを始めたら、書きたいことがありすぎて、文章にするのにハマってしまい、それにもともと真剣じゃなかったので、アフリエイトはすぐに挫折。だから一円も稼げていません。毎日父と母二人を介護することは、本当に大変なことで、介護生活にどっぷり浸かって生活してました。おまけに兄弟姉妹との関係が悪く、それにエネルギーを奪われることで、自分の生活が全くなかった、だから、このブログを書くことでバランスを取っていた、というのが実情です。

　介護度や症状の違う二人の世話や日常を書いていて、実践で介護から様々なことを学んだので、それを、mizumiuと父と母の経験だけど、ブログを読んでくださる方々の役に立てたらいいなという思いが結構あり、また文章にするのが楽しかったというのもありました。これだけ苦労したんだから、この経験を生かさない訳にはいかないという気持ちは、まだあります。なので、ブログとは違う別の形で、介護に役に立つような形にしていきます。

　と言っても、まだまだ介護ブログは続けます。なぜなら介護はまだ続いているからです。でも、介護に対するmizumiuの心境、スタンスはだいぶ変化したので、それに父と母をmizumiuが直接介護するという環境も変えていく準備も始めました。mizumiuの中では、そろそろ今の生活環境を変える時期にきていると感じています。38歳だし、独り身だし、生活の全てが介護一色ですから。

　何が言いたいのか、どんどん内容がふくれていってしまい、言いたいことがぶれてきそうなのですが、要するに、介護生活はずっと同じではない、ということです。父と母、mizumiuの関係は次の段階へと移行する時期になりました。そう言う意味で、介護は変化する、親も娘も変化する、そして環境も変わるという観点と、それに伴う心境の変化をお伝えしていきたいなと思います。

　よく介護はずっと続くとか、始めたら最期まで看るのがいいとか、大変だったけど看取れたから満足とか、施設に入れてしまって後悔しているとか、いろいろなことを聞きます。mizumiuはどれが正しいとか、そうしたほうがいいとか、正直よくわかりません。その時の自分の環境で出来ることを、やりたかったらすればいいと思うだけです。

　でも、相手は身内の人間で、年取っていて、病気なので、自分の思い通りにはなりません。いろいろな不安や心配だらけで、それも介護は突然やってくるものなので、その時にならないと分からないことだらけです。介護が始まったら始まったで、いろいろなハプニングに対応するだけで、介護する側は疲れきってしまいます。mizumiuが経験してきました。

　でも、その生活も変化する、その変化に介護する側が気づか気づかないかで、介護から手が離れた時、介護しなくてもよくなった時に、大きな違いが出てくると思うのです。ただでさえ、介護しているときは相手のことばかりやってあげている状態です。そのような生活を長いこと続けた後、自分を見失わずに、自分の道を歩むための準備も始めるのが、本当に大事だということに気づきました。

　それはある意味、父と母の老いがさらに進んだ状態になったという意味でもあります。内容が変わっただけで、介護の大変さは変わらないのですが、両親の老いが進んだことで、あとmizumiuの介護経験と知識の量も増えたので、どっぷり浸かっていた介護生活から抜け出したかのように、介護生活を見て考えることができるようになるのです。その中で、感じたこと、父と母のこと、周りとの関係、これからの介護生活について、書いて行きたいと思います。

　mizumiuは自分の時間を確保したいので、直接介護しなくて済むように、両親をミドルステイで預けたり、老人ホームへの入所も考えています。だからと言って、介護から全て手を引くことにはならないので、それにすぐに受け入れ先が見つかると言う訳ではないのですし、入所後の介護への関わりという形でも、ブログを書いていきたいと思っています。今後は間隔を開けずにブログを更新していきたいと思うので、もうしばらくおつき合いくださいませ。

タグ：介護 生活 両親 経験