切り替え上手になってきた・・・かな? [介護etc.]

 昨日のブログと関連してますが、介護していると予期せぬことで、それまでの気分を台無しにされてしまうことがあります。自分のせいではなく、まわりの刺激が原因です。

 それで神経をすり減らしてしまう人も多いし、mizumiuもくさってしまってた時期もあります。それが最近はだいぶ切り替え上手になってきています。でもやはり、介護でのストレスや怒りを誰にもぶつけられないし、自分でコントロールするのがつらい時もあります。それでも介護は毎日続く・・・ので、どうしても切り替え上手にならざるをえないのです。

 今日は日曜日。父も母もデイサービスはお休みなので、家にいるし、出かける予定もない。朝の支度もゆっくりでいい、朝食もゆっくりでいい、朝寝坊しよう〜!と思い、いつもより1時間くらいゆっくりしました。その間mizumiuはゆっくり丁寧に洗顔し、シャワーを浴びて、化粧水や美容液を使ってお肌のケアをし、身体中に保湿クリームを塗りながら、軽くマッサージをして、自分自身のメンテナンス、自分を大事にいたわる時間を持ちました。

 朝、というか、3時4時5時6時と、何時に母に起こされるか分からないので、いつも目覚めがいいと言う訳ではないし、母の身支度、朝食の準備などをしていると、父のヘルパーさんが来る時間になるので、自分のことはいつも後回しです。父と母がデイサービスへ出かけて後から、やっと自由に時間を使えます。

 それが今日は日曜日でゆっくりできるということで、何度か母に呼ばれはしましたが、「今日は日曜だからもう一度寝てね〜」と、母の要求を無視して自分の時間を持ちました。9時過ぎ、寝室を覗くと父がぱっちりと目を開けていたので、「今日はお父さんから準備しようね〜」と父の着替えから始めました。

 今日は日曜だし、どこへもでかけないし、昨日デイサービスでお風呂入っているから、濡れているパットやズボン替えたらいいかな〜なんて思って、ズボンに手を突っ込んでパットを取ると、父がうんこしてました。そしてそのうんこが手につきました。朝時間を取ってきれいに手入れした手が、早速うんこまみれです。さっきまでのさわやかな時間は10分くらいで終了〜!

 一日の始めに「きれい」と「うんこ」が存在するのが介護です。それでも切り替え上手になっているmizumiuは、「あー、お父さんうんこしてる〜!」と大きな声で叫んで、嫌な気分も終了させます。そして「お父さん、シャワーできれいにしよ〜ね〜!」と父をベットから起こし、うんこまみれのお尻を素手で洗い流します。父のうんこは母のと違って、ニオイが強烈です。しばらくの間は、手先がうんこ臭いのが続きます。

 うんこ臭いのって、キツいですよ。ベットやトイレなどきれいにしても、ちょっとでもうんこが残っているとずっとうんこ臭いですからね〜。服や身体についているのを見逃して、車に乗ろうものなら、車中うんこ臭くて大変です。まぁ、それでも、指先を鼻先に持ってこないようにして、嫌な気分にならないように、切り替え切り替えしています。

 だって、しょうがないじゃ〜ん!臭いのは臭いんだから、片付けるしか、きれいに洗ってやるしかないじゃ〜ん!うんこ出ない方が心配なんだし、うんこ出るのは、父がちゃんと食事取っているからだよね〜!とプラスも考えます。そして我ながらたいした奴だわ、私は、と自分をほめることも忘れません。

 3、4日前のこと。朝ヘルパーさんが来て、父の身支度をしてもらっている時、うんこのニオイがしたので、「父、うんこしてますね?」と母の世話をしながら声をかけると、ヘルパーさんも「はい、便が出ています」と言っていました。mizumiuはてっきりトイレに連れて行ったかと思っていたら、ずっと臭っているので、部屋を覗くと、「うんこが出てますね。だから今朝は腕組みして動かなかったんですね」とベットも床も服もうんこだらけにしているではありませんか!

 「え〜、なんですぐにトイレに連れて行かないで、ここでリハビリパンツ外すかな〜。このうんこ誰が片付けんだよ〜」と舌打ちする思いながらも、ヘルパーさんの時間もお迎えの時間も迫っていたので、冷静に「こういう時は、トイレに連れて行ってください!」と促しました。ヘルパーさんが父を車イスに載せたので、車イスのクッションにもうんこがつきました。

 ヘルパーさんに父を任せ、mizumiuは、服、下着、ベット、ベットの敷きパッド、ビニールシート、床、車イス、クッション、タオル、トイレに着いたうんこの片付けを始めました。「mizumiuの負担を軽減するためにヘルパーさん頼んでいるのに、負担増やしてどうすんだよ、しかもうんこの処理ってめんどくさくて大変なんだよ〜!」という気持ちも持ちながらも、もくもくと作業を続けました。まだ訪問に来てから日が浅いヘルパーさんだったので、注意点を簡潔に説明して、今後気をつけてもらうようにしました。

 その日の午前中に予定があったのですが、mizumiuはうんこで汚れたものの洗濯に注意を取られて、その予定をすっかり忘れてしまい、一段落したところで携帯の着信と留守電を聞いてから、思い出しました。覚えていたとしても、キャンセルせざるをえない状況だったよな〜と、先方に詫びの電話を入れて、予定を変更してもらいました。

 こういった一連の出来事にいちいち気持ちを乱されていたら、もう本当に大変です。自分の時間なんてなくなるし、イライラしっぱなしになります。介護してたら、こういうことはざらにあります。だから切り替え切り替えが大事なんです。それでも、イライラしてると、父や母にキツく当たったり、介助が乱暴になってしまいます。そんな自分自身を一通り反省して、認めます。父と母が、感情を大きく揺らしている時のmizumiuでも普段のmizumiuでも同じように接してくるのは、ありがたいな〜と思います。でも時には、もっとこっちの心配してよ!という気持ちにもなりますが。

 



 
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