「電話の前にいます」。

　今日、母から携帯に留守電が入っていて、最後の言葉が、「電話をください。今は電話の前にいます」でした。

　mizumiuがいつ留守電に気づくかも分からないのに、留守電に気づいたらすぐに折り返し電話をくれということなんでしょう。留守電の母の口調は、ちょっとご機嫌斜めか、少し大げさです。メッセージの内容は、「父のためにリンゴをすりおろして持って来い」でした。かけ直して聞いてみると、風邪がはやっているから、父にビタミンを与えたいけれど、施設で出される食事には、フレッシュな果物ではなく、缶詰かゼリーしか出ない。栄養士に言ったら、「娘さんにリンゴをすりおろして持って来てもらってください」と言われたとか。

「サプリももうないから、りんごと一緒に持って来て！私は固いままでもいいけど、お父さんはすりおろして持って来て」と言うので、果物はちょっとめんどくさく感じましたが、サプリメントは切らさずに飲んで欲しいので持っていく事にしました。父はすりおろしリンゴを上手に食べてくれました。よかったです。母は自分が果物を食べたかったのかもしれません。まぁ、たまには新鮮な果物食べたい気持ちは分かるので、よしとしました。

　

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