7番目の孫と新しいメガネ

 9月2日、妹に初めての赤ちゃんが生まれました。父と母にとっては7番目の孫となります。朝5時半頃生まれたと連絡が入り、その日は父と母はデイサービスがお休みの日だったので、朝の内に病院へ赤ちゃんと見に行きました。

 朝早く、母を起こしながら赤ちゃんが生まれたという話をしていたら、父が「誰の?」と聞いてきました。いつも言葉を発しない父が周りの会話に口を挟んでくることは珍しいのですが、やはり父は話さないだけで、こちらの言うことはちゃんと聞いているんだなと確認できる瞬間でもあります。だから悪口言えないないのはもちろんですが、だいたいにおいてmizumiuの言うことを父は無視しているということでもあります。まぁ、実際、私はうるさいですから、少し反省。

 父に妹のことを話し、父にとっては7番目の孫だね、おめでとうございますと言うと、うれしそうに笑っていました。そしたら母が「見に行こう!」と言い出しました。ちょうど二人はデイサービスがお休みの日で家にいるし、特に予定はないし、朝のうちに早く見に行こう!ということになりました。母にシャワーを浴びせ、着替えさせ、父を着替えさせ、出発しました。父は普段なら出かけるのを嫌がりますが、孫が生まれたという話が興味を誘っていて、また母が父を促したので、それほど大きな抵抗はなく父の準備もできました。

 病院で父と母はとてもうれしそうにガラス越しに赤ちゃんを見ていました。でも父のほうはそう長くは関心が続かないので、すぐに帰ろうと言い始めました。出産を終えたばかりの妹のところへお祝いを持って行き、おしゃべりをして少し気分を紛らわすも、帰ろう!は変わらず、1時間もしないうちに病院を後にしました。いつもと違う朝を迎えたので、疲れた父はベットへ直行。お腹空いたと言い始める母に、「さっきおにぎり食べたでしょ!」となだめながらも、何も食べていないmizumiuは母と一緒に果物を食べました。

 夜中から朝にかけて母のパッド替えや電話やメールで起こされたので、mizumiuも一眠りしたいと思っていましたが、大量の洗濯物を前にこれを片付けようと洗濯機を回しました。母は世界陸上を見ながら、居眠りしています。父はベットでぐっすり。洗濯と平行しながら昼食を用意し母と二人で先に食べ、ようやく一息つけるかと思いきや、父が起きだしてきました。父に食事を出して洗濯を仕上げていると、父が今度は家に帰ると言い出しました。朝からいつもと違う刺激を受けていた父はスイッチが入っていて、帰ると言い続けています。何度かドアから出ようとしたので、なだめて、テレビや食事を促してましたが、今度はトイレに座り込みます。

 どうやら固いうんこの塊が肛門のところでつかえていて、出し切ることが出来ないようです。mizumiuは、帰ろうと言ったのはこの便意のせいだと思い、うんこ出せばおとなしくなると思い、手袋をはめて、父の排便のお手伝い。たっぷり出しました。そしたら少し落ち着いて、残りの食事を食べ、おとなしく世界陸上を見ていました。これで外にでなくていいと思っていたら、メガネ屋さんからの着信。メガネが出来たというお知らせ。外出できるし、グットタイミングです。父とメガネを取りに行きました。

 メガネをかけて見え方を聞いても、「わからん!」としか言わない父ですが、明らかに視界がクリアになっている様子で、メガネを嫌がりません。赤がアクセントになって、父の顔の印象ががらっと変わり、なかなか似合っています。裸眼だと0.3くらいで矯正して今は0.8なので、テレビも見やすくなっているみたいです。周りがクリアに見えてくると、それだけ刺激も多くもらえるし、周りの人の表情もよく見えるので、父のこれからの変化に注目していこうかと思います。

赤ちゃん.jpg父新しいメガネ.jpg


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