かけ算九九で頭の体操。 [母]

 入院してから、少しボケてきた印象のある母に、かけ算九九を言わせてみました。

 最初は、mizumiuが「1×1は?」と聞いて、母に「1」と答えを言わすようにして、すべて答えられるか試してみました。母はゆっくりと一つ一つ答えてましたが、4〜5つの九九が抜け落ちていました。「6×7は?」、「47」。「お母さん、36+6は何?」、「42」。「じゃ、6×7は?」、「42」。という具合に、足し算にしたり、前に戻ったりしたら、正解が出てきました。

 今度は、母一人にかけ算九九を言わせました。そしたら、96%くらい言えていました。母のような高齢者は、頭を使うという作業をしないと、どんどん忘れてしまうので、転院したらもっとたくさんの刺激を受けて、声を出していくように促していきたいです。

 母は声より先に、首を振ったり、手で嫌々をしたりします。でもジェスチャーはmizumiuの中では、「ルール違反」なので、声なき返答を見ると、「お母さん、声に出して言って!聞こえないよ!」と突っ込みを入れて、声を出させるようにしてます。

 正直、うざったい娘ですが、介護をしていて、相手の反応をこちらが感づいて、気をつけて、読み取ってばかりいると、一方通行となり、介護している側の人間は苦しくなってきます。mizumiuの経験談なので、他の人はわかりませんが、声が出て、意思表示の出来る人であるなら、mizumiuは自分だけでは判断せずに、出来る限り本人の意思確認をするのですが、それで声が出るなら、聞こえるまで何度も訪ねるようにしてます。正直、めんどくさいです。必ず、返事が聞こえるとも限りません。それでも、「聞こえないよ〜!大きな声だして〜!声聞かせてよ〜」とこちらも大きめの声で、声かけします。

 母は、割と数字には強いので、数字と百人一首を使って、頭の体操をしていきたいです。転院したらリハビリ三昧の毎日になり、刺激も増えるので、一時期の軽いボケ症状で済めばいいなと思います。「お母さん、ボケたら許さんよ〜」と言うと、「ボケているかもしれない」とにやりとします。それを見て、mizumiuもにやりとします。そうやって冗談を言えるうちは、まだ大丈夫かなと思います。

 
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