父の友人 [父]

 このブログでも何度か書きましたが、父には高校時代からの友人がたくさんいます。その仲間で毎月一度集まりがあります。母の誕生日会が終わった後、mizumiuは今度はその集まりへと出かけました。

 沖縄では、このような集まりを模合(モアイ)と言います。一人一人がお金を出し合って、それを参加者の一人が受け取り、翌月にはまた全員が出し合ったお金を今度は別の人が受け取るということを繰り返していきます。これは助け合いの精神で、沖縄では「ゆいまーる」と言います。父はこの集まりの設立から関わっていて、長いこと、認知症が出てくるまでの間40年近く幹事をしていました。今は、幹事は一年交代制でやっているみたいです。

 その集まりが、来月終わります。終わると言っても、お金の順番、全員にお金が行き届くのが終わり、その翌月から新たなモアイが始まるのです。幹事の方から、mizumiuに電話があり、父の分のお金を頂くために、この集まりにmizumiu一人で行くことになりました。

 父が今月から老健施設に入ったこと、母が圧迫骨折で入院していることなど、近況を皆さんに報告していると、「あんたも何か頼んで食べなさい」と言ってくださるので、一緒に食事をしてきました。父が高校に入学した時は、戦後と言うこともあり、年齢が1〜3歳ばらばらの同級生がいたそうです。その中でも父は一番若い年齢だったこともあるので、mizumiuがお食事した10名程は御年80歳の大先輩方です。

 父の友人のみなさんはいつも、「お父さん、元気ね?、お母さんは元気ね?」と聞いてくださり、mizumiuのことも「あんたも、自分のこと考えなさいよ〜。あんたが幸せになることが親孝行だよ〜」といつも応援してくれます。父が老健施設に入所したことを話すと、「みんなどこか病気しているよ。〜は倒れて、リハビリしている。〜は大きな手術した・・・」と言ってました。

 「この居酒屋さんは、駐車場が離れているし、入り口の段差や、座敷しかないので、足腰が衰えてきている父を連れてくるのは、正直厳しいですね。場所は変えないんですか?」と聞いてみたのですが、幹事の方が「場所変える前に、会が終わるかも、だよ」と冗談を言ってました。何度か、畳ではなく、イスがいいと言う意見が出ていたのを知っているのですが、なかなか別の場所が見つからないみたいなので、父が参加するのはもう厳しいかな〜と思いました。

 「お父さん来なくても、あんたは来たらいいさ〜」という方もいて、一緒に笑顔になってました。このように人生の大先輩方と普通にお話ができるmizumiuも、外から見たら少し普通でないかもしれませんが、アラフォーのmizumiuを暖かく迎えてくれる御年80歳の大先輩方の器量の大きさがすごいなと思います。

 写真を撮ったので、後で父に見せたいと思います。父は集まりの名前は忘れかけていますが、友人の顔を見ると思い出すので、写真を見せたら喜ぶと思います。ブログに載せる許可は取ってませんが、モアイの様子を載せてみます。皆さん笑顔で、お酒飲んでます。この中にmizumiuが混じっています。

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