今日は母が髪を切りました。

　昨日父が髪を切ってさっぱりしたので、今日は母を美容室に連れて行きました。

　母のお気に入りの美容室は、このブログで何度も紹介していますが、老健施設からだと、車で40分程かかり、エレベーターのない２階にあります。決して、体重が重くて、一人では歩けない、半身不随の高齢者が行く美容室ではありません。でも、「あたしは、Tさんのとこがいい」と主張します。たまに母のことをうらやましいと思うことがありますが、このように、自分の状況を考えたら言えないであろうわがままでも、他人に、私は娘ですが、当然のように言いのけることです。

　美容室に着いたら声をかけて、男性の方に手伝ってもらいながら、階段をあがりました。上がりきる前に、Tさんが出てきて声をかけてきたら、「あたしは階段大変でも、Tさんのところがいいんですよ」とアピールする母。麻痺側を支えているmizumiuは、母の体重を支えるのに精一杯なので、「自分一人では階段も上がれないし、二人に支えてもらってるのに、も〜、おしゃべりしないで、はい、右足から上がるよ！」と声が荒くなってしまいました。

　母は少し待っている間、雑誌を見やすいように台に乗せて、目の前に持ってきてもらたりして、丁寧な扱いを受けて、気分良さそうでした。mizumiuは、お店の方が出してきてくれたので、こんな時にしか読まない「女性自身」を５、６冊ぱらぱらとめくりながら、待ちました。

　いつものように、mizumiuのちょっとしたイジワルですが、「短く、パッツンパッツンに切ってください。（次に来るのが、ずっと先になるようにの意をこめて）」と言うのですが、Tさんは笑って、「かわいくきれいにしようね」と言って、髪を切ってくれました。

　切った後の写真を撮る時も、「あたしはきれいなのよ」とおどける母で、まわりも笑っていました。母のこの笑顔を見るために、まわりは（mizumiu)は大変なんだよ〜と言いたいとこですが、まぁ、喜んでいることだし、良しとしよう、と寛大な気持ちになるのでした。いつもお世話になっているTさん達には、本当に心から感謝です。


ビフォーの写真を撮るのを忘れたので、先週撮った写真です。
簡単な計算問題ですが、母は算数好きで、準備すると喜んで解いています。


きれいにさっぱりした頭になって、ご満悦の母。
今回はドヤ顔ではなしでした。

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