使わなくなった父の入れ歯。

　mizumiu久しぶりに歯医者に行きました。父と母がお世話になっていた歯医者さんです。「お父さん、お母さんはお元気ですか？」とすぐに声をかけていただきました。ありがたかったですね。



　今こんな感じですよと近況報告しながら、父の入れ歯をどうすればいいか聞きました。父はもう入れ歯をしていないのです。入れ歯は乾かすといけないと施設の人に言われたので、入れ歯ケースに水を入れて保管しているのですが、処分したらいいのか、どうしたらいいのか聞きました。

　そしたら、「もう使わないならきれいに洗って乾かして、最後の時に一緒に入れてあげる」と言われ、なるほどと思いました。最後の時って当たり前ですが、父が死んだ時のことです。まだ生きているのにそんな風に言われたら、少し前のmizumiuなら動揺したかもしれません。でも、今回は、そういうもんかと冷静でした。死んだら、入れ歯なんているんかい！と心の中で軽く突っ込めるくらい、冷静でした。

　介護って、さまざまな経験をさせてもらえるなと思います。改めて、そう思いました。介護と入れ歯、歯のメンテナンスについても様々なことを学びましたね。さて、mizumiuは歯のメンテナンスをお願いしましたが、歯がピカピカになって、とても気持ちよかったです。でも、でも、でも、虫歯がいっぱい出来てました。本当にぃ〜？！とびっくりするくらいです。介護で両親のことばかり気にかけていて、自分の体のことをほったらかしにしていた結果です。また歯医者通いが始まります。少しずつ、自分にも手をかけていかなくては。

　

タグ：歯医者 入れ歯 歯 介護 メンテナンス