看護師さんから電話がありました。 [母]

 母がハンガーストライキをする原因となった看護師さんから、お詫びの電話がありました。

 木曜の夜8時過ぎに携帯が鳴ったのですが、すぐに出られなくて留守電になってしまい、でも留守電には何もメッセージがなかったので、こちらからかけ直しました。こんな時間に施設から電話がくるなんて、今までにないことだったので、父や母に何かあったのかと少しドキドキしながら電話しました。そしたら電話をかけてきたのは、例の看護師さんでした。

 正直なところ「なんだ、あんたか」と思ってしまいました。mizumiuは出かける直前だったので急いでいたのです。でも施設からの着信だったので最近食が細くなってきている父が熱出したかなとか、母に何かあったのかなと心配していたのに、「あの看護師さん」でした。母との間であのようなことがあったことをわざわざ詫びてくるというのは、ある意味当たり前かもしれません。でもハンガーストライキは先週の土曜日に起きたので、もっと早くに電話くれてもよかったかも〜と、少し意地悪に思ってしまいました。看護師さんもそれを最初に詫びていましたけど。それに、もう母と看護師さんとの間では和解と言うか、折り合いはついていると聞いていたので、あと、二度目ですが、mizumiu急いでいたものですから、「何を今さら」みたいな感覚で話を聞きました。

 看護師さんが言うには、以前から食事の量が少ないとか、甘いものが食べたいとか、もっとたくさん食べたいとか、血糖値なんか気にしないとか言う母に対して、少し感情的に反応したことがあったそうです。それでも冗談半分というか、決して悪気があった訳でも、それで母を傷つけるということでもなかったから、母が食事を取らないという行動に出たことに対して申し訳なかった、今後こういうことがないように気をつけますと言っていました。

 それに対してmizumiuは、「母との間で折り合いはついていると聞いてますし、二人の間で済んだ話なら、それでいいんじゃないですか?パーフェクトな人間はいませんから、私からは特に何もありません。わざわざお電話ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と言って電話を切りました。母に対しても、看護師さんに対しても、若干覚めた感覚でいるmizumiuです。冷たい人間と言うのかもしれません。済んだことは忘れようというような広い心でもないのですが、正直なところ、「もういいじゃん」という感覚でした。

 でも、看護師さんが電話をくれたことで分かったことは、やはり喧嘩両成敗ですね。母も自分の食欲が抑えきれずに、自分の要求ばかりを言っていたようです。それに反応してしまった看護師さんも看護師さんですが、たまたま虫の居所が悪かったのかもしれませんし、母も食べたいストレスが溜まっていたのでしょう。パーフェクトな人間なんていないということです。それにしても、今日のmizumiuは、分かったような口をきいています。自分自身のこととなると、こんなにまで冷静でいられるかと言えば、そうではないのですが…。

 父と母をmizumiuが預けているので、施設や職員さん看護師さんには、お世話になっているという気持ちがあります。父と母とは、わだかまりのない環境でお世話して欲しいという気持ちもあります。それに快適とまでは行かなくても、父と母にはなるべく平穏な生活を送って欲しいとも思っています。そのような環境が作られるように、mizumiuが出来ることはやります。でもmizumiuは普段から割とはっきりと意思表示をする利用者の家族なので、職員さんや看護師さんのほうが、たくさん気を使ってくださっていると思います。あの母にしてmizumiuです。

追伸
 母は、例の看護師さんのこと、ちょっと諍いがあったけど、看護師としては評価していると話していました。水虫の薬をちゃんと塗ってくれるそうです。注射も上手だと、他の利用者さんが言っているそうです。

追追伸
 母のテーブルの上を片付けようと思ったら、書類入れが置いてあり、その中に映画のチラシと眼鏡と孫の手が整理されて入っていました。周りは、気を使ってくださってます。感謝です。
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