外出先でのトイレの介助 [母]

 病院受診や気分転換などの理由で母を外出させることがあります。自宅に戻るのであれば、勝手が分かっているので問題はないですが、外出先でのトイレ介助には気合いが要ります。

 まず、多目的用のトイレがあるかどうかです。車椅子が入れるトイレって、どこにでもあるようで、ないんです。なので、母が粗相しているのが分かっていても、臭ったりしていても、ある場所まで車で移動します。時間がない時は、母に我慢してもらって、施設まで連れて帰ります。そしてすぐにトイレに直行します。

 尿失禁は、パットを替えるだけで良いので、問題ありません。トイレ掃除をする人がしやすいように、ちゃんとビニールに入れて汚れたパットを捨てたりしてます。でも便失禁をしていると、話が違います。やはり外出先でうんこが手に付くと、リフレッシュするため、ストレス発散するために出て来たのに、mizumiuの気分が一挙に下がってしまうのです。そこを、「負けないぞ!」と気合いを入れて気分を上げながら、介助しています。

 施設の職員さんはパットやリハビリパンツと一緒にビニール手袋を準備してくれているのですが、母本人がうんこしていることがわかってないことが多いので、ズボンを下げたら便が出ている状態で、その時に、便が手についてしまうのです。他人には分かりませんが、手に付いたうんこの臭いって、そう簡単には取れないんです。まあ、手は洗えばいいですし、家に帰るまでmizumiuががまんすれば良いだけのことです。

 でも、ほんのちょっとでも服にうんこが付くと、ずっと便の臭いがします。周りの人にも気づかれると思います。それくらいうんこって主張してきます。どこにうんこが付いているのか分からないが厄介ですし、自分からうんこが臭ってくるって、ほんと気分下がります。自分のうんこじゃないですし。なので、母がうんこしているのが分かったら、とにかく服に付かないように注意します。そして「負けないぞ!」と気合いを入れながら、介助します。

 先日映画を観に行った時、映画の前にトイレに入ったら、母うんこしてました。わからないんですね〜。それも今出たのではない、ちょっと時間が経っている感じでした。楽しみに映画観に来たのに、うんこに試されている〜と、mizumiu一人で気分の上げ下げを一瞬感じた後は、チケット買ったし絶対この映画観るぞ!と気合い入れ直して介助です。

 介助に時間がかかりすぎて、映画が始まってしまったらアウトです。暗い中で車椅子から席への移動は出来ないからです。大体車椅子用の席って、劇場の前の方にあります。スクリーンが近いので、車椅子だと首が痛くなる距離です。なので、同じ顔を上げるなら、席に座るようにしています。チケットを無駄にはしたくないので、暗い中で席への移乗はせずに、首が疲れるのを母に我慢してもらうこともありだとは思います。ですが、どうせ観るなら、席に座るぞ!と気合いを入れました。そのかいあってか、始まる前には席に座れました。よかった〜。映画を観ている間、mizumiuは自分の手に付いたうんこ臭いのに、何度もうっ臭っ!となりましたけれど…。(苦笑)


 

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