変形した爪 [父]

 先週、父と母をお見舞いした時に、父の足をマッサージしようと思ったら、父がとても痛がるので靴下を脱がせてみると、びっくりでした。

 左足の第五指の爪が、垂直に伸びているのです?!普通の爪は、指に沿って生えてきて、指より先までも伸びていくのですが、父の爪は面積がとても小さくなっていて、おまけに指先が丸く盛り上がってきていて、指にめり込んでいました。そのため指に沿って先の方へ伸びるのではなく、指と垂直に伸びているのです。なんじゃこれ?と少し触ってみると、とても痛がりました。このままほっておくと、いつか爪が靴下に引っかかって剥がれてしまうかもしれないので、爪切りを借りてきて、爪を切りました。

 父は触られると痛いので、「ダメ、ダメ、ダメ!」と抵抗していました。mizumiuは「お父さん、意地悪しているんじゃないよ。この爪切らないと、剥がれたらもっと痛いよ。今だって炎症を起こして赤くなっているからね。切るよ!」と言いながら、飛び出ている爪を切りました。

 父は歩かなくなったせいか、他にも変形している爪があります。まるで溶岩が流れ出てきて、そのまま固まったような、ボコボコした爪もあります。どうやって生えてきたんだろう?と見ているmizumiuは頭を悩まします。爪切りではまず切る事が出来ないので、ヤスリで少しずつ削るしかありません。

 母のように巻き爪ではないのですが、たまに見てやらないと、大変な事になるなと反省しました。手の指の爪は施設で切ってもらうのですが、結構伸びている時もあり、割と左手が自由に動く父は、右の二の腕を血が出るまで掻きまくって、かさぶただらけにしていることもあります。

 母も職員さんにネイルをしてもらい、きれいな指先でいる事もあるのですが、爪が伸び過ぎて物が掴みにくい時もあるので、やはり定期的に切ってやらないといけません。でも忘れてしまうんですよね。まだいいかなと思っていると、結構な長さになってしまっていることも多いです。特に父はずっと車椅子なので、足の爪にまでmizumiuの気が回らないのです。

 身だしなみの管理は、高齢者にはとても大切で、周りがやってあげなくてはならず、それを素直に受け入れてくれたらいいけれど、嫌がることもあります。瑣末なことでもありますが、介護は多岐に渡るので、後から気づいて慌てて、というのもあります。いっぺんには無理かもしれませんが、気づいたら対応するの繰り返しだと思います。

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