介護の経験を生かしてアドバイス。

　木曜日に不動産管理をしている知人が、車椅子の人に部屋を用意する場合、どんなことに気をつけたり、何を準備したらいいのかアドバイスをして欲しいと言われたので、一緒に物件を見てきました。

　そこは元々、独居、または二人暮らしの高齢者に向けて作られたアパートですが、空室があるということで、知人が数件の管理を任されたようです。知人は、ウィークリーマンションを持っていて、その管理や、別の所有者の不動産管理、不動産関連のセミナーを開いたりして、不動産業にはとても詳しい方です。

　mizumiuは以前、母や父を連れてどこかへ外泊することを考えたことがあるのですが、とにかくいろいろ考えなくてはならなくて、めんどうくさいと思ったことがあり、母を連れて朝一で本土へ行き、最終便で沖縄に帰ってきたことがあります。車椅子でも旅行が簡単にできる、少しゆっくり滞在できる環境があれば、本当にいいなと思っていたので、知人がやろうとしている、高齢者や車椅子利用者への、ウィークリーマンションは、ぜひぜひ実現させてほしいなと思います。

　
介護や、車椅子の生活をするために、家主や管理会社がするべきことに対してまず知らなくてはいけないことは、介護は、本当にいろいろなので、どの程度の障害を持っている方を対象にするかで変わってくるということです。物件を見ながら、部屋を貸す側が知っておくといいなと思う事、または、部屋を借りる側が、あると便利だと感じることを、思いついたまましゃべってきました。

　そこはバリアフリーのアパートですが、車椅子で中に入れるのかどうか、ベットをどこに置くのか、半身マヒがあれば、ベットの頭の位置が変わってくること、トイレの手すりの位置も変わってくること、シャワーチェアー、簡易トイレ、粗相をした時の掃除用具はあると便利、付き添いの方の寝る場所はどこにするのか、介護ベットを置くのかどうか、スリッパを置くのかどうか、玄関先の階段には片方にしか手すりがないから、もう片方にもつけた方がいいですよとか…。

　もっとたくさんありましたが、思いついたまましゃべってきました。知人はとても参考になったと言ってくれました。mizumiuもお役に立てて嬉しかったです。これから介護する人は増えていくし、その方たちが旅行する割合も増えてくると思います。知人の考えるようなサービスがどんどん増えるといいなと思います。

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