年末年始はやはり家で。 [介護etc.]

 先週末お見舞いに行った時に、父と母に年末年始の過ごし方について聞いてきました。

 父に「お正月どうする?家に帰りたい?」と聞くと、「うん」と頷きました。「そうだよな、お父さん、家に帰りたいよね、でも家の中は寒いよ、ここにいた方が暖かいよ。それでも家へ帰る?」と聞くと、頷きました。

 今度は母に、「お母さんはどうしたい?年末年始は家で過ごす、ここにいる?」と聞くと、「私はどこでもいい。私はどこでも雑草のごとく生きていかれるから」と半分ボケたのか、嫌みなのか判断しかねる口調で言うので、「お母さんは、誰と一緒に年末年始を過ごしたいの?」と確認すると、「お父さんと」と答えました。

 まぁ、母なりに、mizumiuのことを気遣ってくれてもいるわけで、「お父さんだけ、連れて帰りなさい」、「お母さん、一人でここにいるの?mizumiuはお父さんを一人残して、お正月、施設に会いに来れないよ」、「家には帰りたいけれど、お前、大変だろう…」。

 先に休みに行って、テーブルから父が離れたので、母に聞いてみました。「お母さん、本当のところ、年末年始はどうしたい?お父さんは家へ帰りたいと言っている。mizumiuも介護がんばるよ。でも、寒さ対策がちょっと心配だわけさ。お父さん、風邪引かないかな?」、「ここにいた方がいいよ。お父さん風邪引いたら困る」、「お母さんも、正月帰らなくていい?おせちもないよ」、「うん、いいよ」。

 一人の男性の利用者さんと少し話すことがあり、年末年始の過ごし方を聞いてみました。その方は、家に帰るそうですが、外出だけで、外泊はしないそうです。年越しそば食べて、施設に戻ってくるそうです。おせち料理は、奥さんに持ってきてもらい、昼食か夕食を抜いてもらって、施設の隣の建物にある食堂のテーブルで食べるそうです。一人で二人看るのは大変だよと言って、こういう過ごし方もあるよと教えてくれました。

 一人の職員さんに、年末年始自宅に戻られる利用者さんはどれくらいいるんですか?と聞いてみたら、ほとんどいませんよ、と言ってました。みなさん、通常の過ごし方をされるそうです。なんだかそれも寂しいなと思いましたが、普段、だれもお見舞いに来られることのない利用者さんもいますから、当たり前と言えば当たり前な話ですね。

 mizumiuは父が体調を崩すのが心配なので、せっかくのお正月だけど、施設にいてもらおうと思い、父に、話に行きました。そしたら、父の体のことを心配して家に帰らないと説明するmizumiuの話に、頑として首を立てにふらないのです。うんともすんとも言わず、少し恨めしそうな目で見つめると、後は何度話しても、目も開けなくなりました。完全に拒否です。父は家に帰りたいんだなと思いました。

 ベットサイドに来た母が「お父さん、家に帰りたいの?」と聞くと、一言「う〜ん」と大きく息を吐きながら頷きました。父が帰りたがっているので、年末年始は家で、父と母と三人で過ごせるように動こうと思いました。mizumiuも大変ですが、次があるとは、分からないので、がんばって介護しようかと思います。



 
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