土曜日のコンサート

　先週の土曜日に、母と二人で岡本知高さんのコンサートに行ってきました。


　素晴らしかった〜！感動しました。涙も出ました。泣けると評判の映画を観ても、あまり泣いたことないmizumiuですが、何度もハンカチで目を抑えてました。ソプラニスタの歌声は初めて聞いたのですが、素晴らしかった！素晴らしかったとしか言えなくて、語彙が稚拙なのがなんとも歯がゆいですが。

　母もコンサートを多いに楽しんだようで、岡本さんが日本の童謡を歌った時、母も一緒に歌っていました。mizumiuは車椅子席の隣の席に座っていましたが、それが周りにも聞こえるくらいだったので、急いで止めさせたほどです。休憩時間になって、「お母さんの声が周りに聞こえると、ちょっと迷惑だから、こういう時は静かに聞いてね」と言うと、母は「一緒に歌いたい！」と言っていました。「一緒に歌いたい気持ちは分かるけど、お金を払って、岡本さんの歌を聞きに来ている人たちだからね。静かに聞こうね」とたしなめました。昔から母はコンサートで歌を聞くと楽しくなって、手で拍子を取ったり、体が動いたり一緒に口ずさんだりします。ノリがいいのですが、それが許される時とそうでない時があり…。

　今回のコンサート、ちょっと大変でした。開演が施設の夕飯の時間帯に当たるので、mizumiu今回は弁当を準備しました。ホール周辺には食べ物屋さんもコンビニもないので、mizumiuの手作りです。ホールに駐車してから、車の中で母にお弁当を少し食べさせてから会場入りしました。一般のお客さんより、少しだけ早く入れてもらえるように連絡していたので、会場時刻の少し前には入り口に行かなくてはならず、全部食べる時間はなかったのです。

　会場入り口は二階にあるので、入り口まで、曲がりくねった長いスロープを車椅子を押していくのも、結構な運動量でした。コンサートだからワンピース着てヒール履いてるmizumiuの脇の下から汗が…。沖縄も結構寒くなっていたのですけれど。会場は、どこからでもステージが見えるように作られているので、中もスロープ。席に着くまでは、一人係の人が一緒で、下り坂でスピードが出過ぎないように車椅子を横で支えてくれながら降りていきましたが、帰りはmizumiu一人で、車椅子を押して上っていったので、大変でした。

　行ったり来たりは大変でしたが、コンサート自体には母もmizumiuも大満足でした。車の中で、母に残りの弁当を食べさせ、「弁当足りてる？帰りにどこかに寄って何か買おうか？」と聞いたら、「コンサートで心がいっぱいで、満足」と答えてました。岡本さんの声のパワーが、ついでに母のお腹もいっぱいにしたみたいです。母とこういう時間が過ごせて、mizumiuも幸せでした。mizumiuは観劇やダンス観たり、歌を聞いたりするのが好きですが、これはもう母ゆずりです。また行きたいです。チケットを頂いた先生にはすぐにメールでお礼をしましたが、母がお菓子を持って挨拶に行って来いと言うので、行って来ようと思います。

　

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